2016年1月27日水曜日

ペットもストレスを抱えている!?

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

日本は今やペット大国。

気持ちが落ち込んだ時や、孤独なときはそばにペットがいてくれるだけで心が慰められるもので

す。

昔は、室内犬は珍しかった記憶があるのですが、最近はマンション住まいなど住宅事情も手伝って

か小型の室内犬も増えましたよね。

また、犬やネコはもちろん、

ハムスター、ウサギ、フェレット、

アライグマ(!)、ミニブタ(!)など、

本当に様々な動物をペットとして飼っている人が増えました。


ですが、ペットとの生活で、困ったことも起きているのが事実。

もし人間もペットもお互いにストレスを抱えているとしたら残念です。


ペットのストレス。

それは人間中心に考えられた住まい、ペットの習性から住まいを守り、人間だけが快適になる

リフォーム。

そんな住まいがペットのストレスになっているかもしれません。


人間のストレス。

「ペットを飼っているなら仕方がない」と困った事を見て見ぬふり、では幸せではありませんね。


そこで、人間もペットもお互いが、快適に暮らせるような住まいを考えてみませんか?

「ペットのためのリフォーム」

などと大げさに考えなくても大丈夫。

習性や、そのペットの性格をよく知り、今実際困っていることや大変だなと思っていることをもとに、

どんな工夫をすれば、お互いが快適に暮らせるのかを考えてみましょう。

ちょっとした工夫や選ぶものを帰るだけでいいんです。


ペットで困ったことといえば、いたずらや爪とぎなどでできるキズ。

特に猫と生活しているお宅では、「爪とぎ」や「高い場所から壁面などを駆け抜ける」という習性から

畳や壁や床、カーテンなどボロボロになっていることも少なくありません。

・壁一面の収納棚を作って棚の上に上ることができなくする。

・棚の中のもを落としたりしないように、扉付きを選び、扉材はツルツルした板で爪とぎを防ぐ

・逆に簡単に貼りかえられるクロス貼りの扉にしておき、そこだけを爪とぎ場としてしまう。

・カーテンを登ってしまうなら、ブラインドやロールスクリーンなどにする

・いたずらされる障子や網戸は、破れにくい素材を選ぶ

・壁には、木製の腰壁を貼る

こんな工夫で、キズがつくことへのストレスも、部屋のお手入れの頻度も減らすことができますよ。


また、犬は穴を掘る習慣があるので、畳をむしったり、フローリングの表面の板をはがしてしまった

たりします。

・防汚加工が施され、滑りにくく引っかかりにくいカーペット

・アンモニアに強く掃除も簡単なクッションフロアシート

・クッション性抜群で掃除もしやすいコルク

探せば、汚れにくく、手入れしやすい素材がまだまだあるはずです。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、よく調べて検討してくださいね。

私がお勧めなのがタイルです。

水ぶきOKで、丈夫。

床暖房と組み合わされば、夏は涼しく、冬は暖かい環境を作ることができ、その上、見栄えが

よくおしゃれです。

(タイルを選ぶ際には、滑りにくい表面がデコボコしたものにしてください。)


次に、匂い対策。

キズは常に目に入るものなので

「どうにかしなければ」と対策を考える人も多いですが、「匂い」は目には見えません。

飼い主にとっては慣れた匂いで、気にならないのでしょう。

でも、ほかの人からすれば気になるものかもしれません。


匂いの対策は何よりマメな掃除と換気です。

「なんだ、リフォームするまでもないじゃないか。」

とお思いかもしれませんね。

ですが、その掃除と換気がなかなか難しいんです。


特に最近は気密性の高い住宅が増え、自然任せの換気は期待できません。

また、換気といっても様々な方法があります。

よくある局所換気や時間制限式の換気では臭いは残ります。

2003年から24時間機械換気設備の設置が義務付けられたので、すでに導入しているかも

しれませんが、24時間連続運転の第三種換気システムがおすすめです。

低コストで導入でき、ランニングコストも節減できます。


そして、壁には、珪藻土や漆喰、エコカラットなど消臭効果のあるものを。

床には、防汚加工をしているカーペットや、食べこぼしたり粗相をしても

シミになったり匂ったりしないお掃除しやすい床材を選ぶ工夫も必要です。


それから、布地類は基本的に匂いを吸着しやすいんです。

それで、匂いの元になっているケースが多いという事をご存知ですか?

ちょっとした模様替えや、棚の中のごちゃごちゃをさりげなく隠してくれる便利なファブリック。

ですが、「匂い」が気になるなら大量に使うのはやめた方がよさそうです。


これらの匂い対策は、タバコの臭い対策にも有効ですよ。


次は、汚れ対策と掃除。

猫はグルーミングした後、体内に飲み込んだ毛の一部を吐き出すことがあります。

また、大抵の犬には1年に2回程度「換毛期」と呼ばれる毛が抜ける時期があります。

それから、粗相をしてしまうことだってあるしょう。

ですから、できるだけ掃除のしやすい素材を選ぶことです。


フローリングは塗装面がアンモニアに弱いものが多く、シミになりやすいので注意しましょう。

少しデザイン性には欠けるかもしれませんが、店舗用の防水性が良く滑りにくい床材を

使うのもお勧めです。


そして、ペットのストレス対策

今までご紹介したものは主に人間にとって快適になるリフォームでしたが、

それだけではペットの快適にはつながらないかもしれません。

また気になる行動やクセは、日々のストレスが原因だっということもありあます。


では、ペットはどんなストレスを感じているのでしょうか?

高気密・高断熱の住宅(つまり温度差のない家)が増えてきました。

確かに家じゅうが快適な温度で1日中過ごせるのですから、快適です。

しかし、私たち人間が快適と感じる室温と犬が快適と感じる温度って同じなのでしょうか?


実は、犬は人間と比較すると、暑くも寒くも無いとい感じる温度が15度~25度も幅があるんです。

ということは、人間は快適に1日過ごせても、犬にとっては不愉快な温度かもしれません。


また、人間にとっては快適な床暖房も、ペットの熱中症を引き起こす原因になることもあるんです。

ではお互いが快適に共存するためにはどうすればよいのでしょうか。

要はペットが快適に過ごせる居場所を作ってやり、結露が発生しない環境であれば多少の温度差

はよしとする。ということになりますね。


気まぐれな猫はある程度自由に屋外に遊びに行けないとストレスがたまってしまうようです。

このストレスを解消するために、最近はとても高性能なキャットドアがあります。

ペットの出入りが無いときは、扉をロックでき、密閉性・水密性を保つ事もできます。

その上、簡単なガラス工事で取り付けられ、費用も割と安いのでお勧めですね。


それから、犬が散歩(直線距離の運動)が大好きなのに対し、ネコは上下運動が大好きです。

ですから、高さの違う家具を並べておくだけでもいいんです。

もし、キャットウォーク(猫の通り道)をつけてあげるなら取り付ける際にいくつか注意が必要。

雑誌などで梁をキャットウォークとして利用しているのを見かけたことはありませんか?

とっても快適そうですが、問題があるんです。

先ほども書きましたが、グルーミングの後に毛を吐き出すんですよね。

それを、もしそのキャットウォークの上で吐き出したら・・・

そんな高い場所の掃除をするのは大変です。

キャットウォークは、脚立などで届く範囲に作ることと、掃除のしやすい材料で作ることを忘れず

に。

狭い場所に隠れることも好きですから、キャットウォークにそんな場所もプラスしてあげるといいで

すね。


ペットスペース

・ペットのお部屋であるゲージについて。

インテリアに合わず、仕方なく部屋の隅に目立たないように置いてある。

こんな悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?

リフォームの際にはこの悩みも解決してしまいましょう。

ケージやデスクや棚に組み込んだ造付け家具を作ってしまうとお部屋のインテリアにもマッチしま

すね。

それから、階段下や収納棚の上などのデッドスペースをペットのスペースにリフォームしてしまう、

という方法もありますよ。


・エリアをわける。

同じ住空間でともに暮らしているうちに、小さなお子さんのアレルギーを起してしまい、

ペットとの共存が難しくなってしまった方。

小さい子供のアレルゲン特定は難しく、怪しいものを1つ1つ排除していくことが最善となります。

簡単に家族の一員であるペットを手放すわけにもいきませんし、

今まで室内で飼っていたのに、いきなり外へとというわけにもいきません。

そんな時はペットの個室を作って、ペットと人間のエリアを分ける事で

お互いに快適に生活できればいいですね。


ペットは私たちに喜びや安らぎを与えてくれるかけがえのない存在です。

ですから、人間がより快適・安全・健康に暮らすため人間の都合を考えたペットリフォームではな

く、

”共存のためのリフォーム”してみませんか?


では、あなたとペットの不満をチェックしてみましょう。

【こんな困ったことはありませんか?】

□ 床や壁、柱やドアが傷だらけで恥ずかしい

□ 網戸をすぐ破られる

□ 電気コードやコンセントロにいたずらをするので困る

□ 粗相の匂いが残っているようで気になる

□ 雨の多い時期は特に匂いが気になる

□ 電気コードに毛が溜まって掃除が大変

□ エサの食べこぼしの掃除が大変

□ 抜け毛が床と巾木の隙間に挟まり、掃除機でも取れにくい

□ ペットグッズの収納場所が無く、散乱していて恥ずかしい

□ 室内だけでは運動不足になるのでは?と心配

□ フローリングがペットにとっては滑って歩きにくそう

□ 冬、床が冷たすぎないか心配

□ ペットが自由に行き来できるよう、家中のドアを開けっ放している

□ 段差が多くて危ない

□ 日当たりが悪く、ペットが日光浴できる場所がない

□ ペットに花粉症などアレルギー症状がでている

□ 外廻りに足を洗う足洗い場がないので不便

□ 足洗い場はお湯が出ないので困る

□ 入ってほしくないキッチンに入ってくるので困る

□ 蛇口に飛び乗って勝手に水が出ていることがある

□ 門扉が無いので、道路にかけ出して行って危ない

□ 生垣から外に簡単に出てしまうので、庭をリードなしで放して上げられない


最後にリフォームでの注意点を。

例え、共存のためのリフォームでも、ペットは自分のテリトリーに見知らぬ人(業者の人)が

出入りしたり、

作業中の騒音、新しい匂い、家具の配置などがかわったことで、不安やストレスを感じます。


また、リフォーム中には普段開いていない扉や窓が開け放されている事もあるため、

迷子になったり、ケガしをしたり、事故に合うというケースもあります。


リフォーム後もストレスのため、今までにはなかったマーキングなどの行動を多くとってしまうことも

あります。

ですから、ペットとのコミュニケーションを今まで以上にしっかりと取ってください。

そして、リフォームを進め、ゆっくり新しい環境に慣らしてあげることを忘れずに。

それでは、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

大阪府四條畷市雁屋西町6-1
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