タイヨーエコハウスの林秀和です。
子供の独立木に大きな変化を迎えるのが夫婦の関係性です。
これまでも少しずつ変化してきましたが、子供が独立し、退職すればさらに長い時間を共有
することになります。
子供が成長し家を出ると同時に、夫婦の関係もうまくいかないようになる。
なんて悲しいですよね。
あなたがそうならないためにもじっくり見直してみましょう。
この時期のリフォームは2つのポイントがあります。
まず1つは、家事ストレスの軽減に注目してください。
歳をとればとるほど、体力がなくなってきます。
トイレ・洗面所・浴室・キッチンなどの水回りの位置関係や、設備によって大変さはまったく違いま
す。
また、汚れのつきにくい素材にすることも、家事ストレスの軽減につながります。
2つめのポイントは、夫婦の距離感です。
夫婦で過ごす時間が増えるからこそ重要な問題になってきます。
夫婦共有の部屋というと多くの場合、寝室ではないでしょうか?
ふうふうの寝室についてのデータを見てください。
20代では夫婦別室は10%
30代では17%
40代では23%
50代では31%
年齢が上がるにつれて夫婦別室が増えていますがそれでも3割です。
ですから、寝室は夫婦同じ部屋という方が多いですね。
新婚当時と定年を迎える頃とでは、夫婦の関係性も変わってくるはずです。
ですが、家族の成長とともに広さや構造などを見直し、リフォームしても、
その際、夫婦の寝室も見直すという人があまりいないのはなぜでしょう?
夫婦の距離感を考えるなら、まず寝室を見直してみましょう。
あなたは、こんな不満はありませんか?
・ずっとダブルベッドで寝ているが、本当は寝る前にベッドで読書をしたい。
しかし、夫はすぐ眠りたいので我慢している。
・夫は暑がり、妻は寒がり。
夏はエアコンの温度設定でいつも揉めている。
・夫のいびきが気になる。
と書くと、なんだか夫婦別室を勧めているようですがそうではありません。
新婚当時からダブルベッドで寝ている。
子供が小さい頃にお母さんと子供が一緒に寝て、お父さんは和室で、それ以来別室のまま。
このどちらにも問題があります。
子供の独立や定年を迎えることをきっかけに、これから夫婦二人で快適に暮らすための
寝室プランを見直しましょう。
「ほどよい距離感」
これがキーワードです。
プライバシーを保つことができ、尚且つお互いの気配を感じられるような寝室。
例えば、ワンルームに2つのシングルベッド。
2つのシングルベッドの間には間仕切りのような扉。
普段はオープンにしている。
しかし、
好きなテレビを見たい。
読書をしたい。
喧嘩をした。
そんな時は、扉を閉めるというのはどうでしょう?
考えなければいけないのは、寝室だけではありません。
例えば、仕事一筋そして無趣味だった夫が定年後1日中家でゴロゴロ。
そんな場合、妻は大きなストレスを感じ、ウツや情緒障害を引き起こすことがあるようです。
”主人在宅ストレス症候群”という病気があります。
家族のために外で一生懸命働いてきたこと。
家族のために家庭を一生懸命守ってきたこと。
それが病気を引き起こし、最悪の場合別居しなければならなくなるなんて悲しいですね。
病気とまではいかなくても、お互いに自由な時間ができたのに、それがストレスになる。
なんていうことを防ぐためにも、あなたも夫婦の距離感を見直してください。
お互いが好きなことをして過ごす部屋、一緒に楽しい時間を共にする部屋を考えてみませんか?
子供が独立しているのですから部屋は余っていますよね。
そのスペースを使って、書斎やアトリエなど趣味の部屋にするのも良し。
友人・知人を気軽に呼べるようにリビングやダイニングを広くするのも良し。
キッチンは、孤立せず常に夫婦でコミュニケーションがとれるような対面式にする。
坪庭をつくって入浴中に眺められるようにするなど。
ちょっとした工夫で豊かなセカンドライフを楽しめる住まいになるはずですよ。
※ここで、趣味室や書斎のプランニングのアドバイスを、
まず、そこで何をするのかを明確にすることです。
・例えば、大切なコレクションを飾って眺めたい。
→それなら飾るスペースが重要ですね。
・何かを作るのが趣味。
→道具を置けるスペースや作業できる場所が必要です。
この場合、道具のサイズに合わせた家具をオーダーすると機能的で快適ですね。
二世帯住宅の場合も考えておかなければいけませんね。
二世帯住宅とは、親の世帯・子供の世帯、ふたつの世帯がひとう屋根の下で暮らすために考慮し
た家のことです。
生活スタイルの異なる世帯が同じ住宅に住むことになります。
ですから、それぞれの世帯のライフスタイルやそれぞれの性格に合わせたリフォームプランを
考えましょう。
※注意点は
・計画において中途半端な妥協をしない事
両世帯同時の打ち合わせだけでは本音が言えない場合もあります。
・将来親世帯がいなくなった時の事も考慮しておく事
スペースと税金のロス
立て替え・貸しやすい・売りやすい・などを考慮
・プライバシーとコミュニケーションについてよく話し合う事
間取りと防音対策
そして高齢期のリフォーム。
日本は世界一の長寿国。
長い人生を安心して楽しむには、住まいの充実が不可欠です。
歳をとると個人差はあるものの、足腰など、身体機能の衰えを感じるものです。
若い時には何でもなかった段差や狭さが苦になったら、リフォームを考えてみませんか?
あまり歳をとりすぎてからリフォームすると新しい環境に順応するのに時間がかかります。
自分の要望、内容、仕上がり、費用などすべてを納得してリフォームを行うためには、
少しぐらい早い方が良いのかもしれませんね・
つま先が引っかかるくらいの段差の解消
廊下や階段の足元灯の設置
階段やトイレ、浴室の手すりの設置
キッチンは座って調理できる形に廊下や出入り口などの巾を広くするなど
本格的な身体機能の衰えに備えてリフォームしましょう。
寝たきりへとつながる、思わぬ住宅内事故を未然に防ぐこともできます。
また、介護が必要になったとき、介護者の介護負担を軽減することにもつながります。
温度差をなくしましょう。
高齢期のリフォームというと今話したバリアフリーだけが注目されがちですが、
あなたにもう1つ考えてほしい事があります。
日本では脱衣所や浴室の寒さなど、温度差から起こる死亡事故が
年間1万人を超えているそうです。
気候が温暖な沖縄などでの地域では脱衣所や浴室での死亡事故が少ないことから
住まいの温度差が原因であると言われています。
確かにリビングは暖房されポカポカしているのに、廊下や脱衣所、トイレはとても寒いという住宅は
多いですね。
高齢になると温度差を感じにくくなったり、寒さに対する反応が遅くなってしまうのに、
体は冷えに弱くなっているということが大問題なんです。
高齢者でなくても人の体は著しい温度差を調節する事が苦手です。
暖かい部屋と冷え切った脱衣所や浴室、そして浴槽の暑いお湯などの温度差が問題なんです。
何度も激しい血圧の変動を起こし、心筋梗塞や脳内出血、くも膜下出血を発生させる
引き金になると言われているのですから怖いですね。
”より快適に 性能向上3 エコリフォーム”でもお話する、省エネ編にも注目してください。
窓のリフォームだけでも、冷暖房効率は大幅にアップしますよ。
あなたも健康を脅かす住まいの温度差をなくすリフォームも考えてみませんか?
介護保険制度
実際に介護が必要になってからのリフォームの話です。
2000年4月からはじまった介護保険制度では、住宅のバリアフリー化を推進するために、
住宅改修費が20万円を限度に支給されるようになりました。
※適用されるリフォームは以下の6項目
手すりの取り付け(トイレ・浴室・廊下・玄関など)
床段差の解消(トイレ・浴室・廊下・玄関など)
すべり防止や移動を円滑にするための床材の取り替え
ドアを引き戸などにする
洋式トイレにする
以上の工事を行うために、必要とされるその他の工事
メーカーによって介護保険の適用商品などもあるので、リフォーム前にきちんと確認しておくことが
大切ですよ。
介護保険からサービスを受けるためには、介護認定が必要になります。
介護認定を受けるためには、介護を受ける本人か、家族が各自治体の介護保険課に申請し、
何段階かの審査ののち介護認定が出されます。
介護をするにあたって、最も回収が必要となるのは、トイレや浴室など水回りです。
手すりの設置はもちろん、間口を広くする、段差を無くすなどが中心です。
私は足を骨折し、車いすや松葉杖での生活を送った経験がありますが、そのとき驚いたことが
たくさんあります。
まず、手すりなんですが、ただあれば良いっていうわけじゃない事。
看護師の方や介護士の方に聞くと、体の不自由な部分によって、必要な手すりの場所が微妙に
違うとか。
私の家は一応バリアフリー設計で、浴室やトイレに手すりが付いてるのですが、
浴室の手すりはほとんど役に立たなかったのです。
それから最近は大型の店舗や施設では必ずある、身障者用のトイレ。
間口は広く段差もなく手すりも設置されています。
しかし、手を洗ったあと乾かそうと温風乾燥機を探すと・・・離れた場所に!
これでは手が濡れたまま車いすを動かしたり、松葉杖を持ったりしなくてはいけません。
健康ならたった2歩程度ですが、身体が不自由な時は2歩でも大変案です。
最後にスロープ
どこにもバリアフリー化が進んでいますから、一応バリアフリーにしました。
というように狭いスペースに無理やりスロープを作っている所が結構多いんです。
最後にスロープ。
どこもバリアフリー化が進んでいますから、一応バリアフリーにしました。
というように狭いスペースに無理やりスロープを作っている所が結構多いんです。
これだと、滑り台みたいですよ。
怖くて一人では通れません。
ですから、介護のことあまり良く知らないのに、とりあえず段差をなくせばよい。
とりあえず手すりを付ければよい。
と、工事をしてしまう業者さんでは、後から困ることになります。
ぜひ、介護のためのリフォーム工事実績を持つ業者さんと話合ってください。
介護される本人も、介護する家族も、幸せに暮らせるような、家族のつながりをより深めてくれるよ
うなそんなリフォームをしてくださいね。
妥協のないリフォームを。
築いてきた人生の実りを心ゆくまで味わうために、第二の人生を有意義なものにするための
リフォームです。
夫婦それぞれの満足度が高まるよう、じっくりと話し合いを重ねることが大切です。
また、その夢を実現してくれる業者を選ぶことも重要なポイントですね。
話し合いの中で会社の得意分野や対応などを見極め、身体の衰えばかりに注目し過ぎない。
でも妥協のなりリフォームを実現してください。
そして豊かなセカンドライフを楽しんでくださいね。
では、あなたの不満をチェックしてみましょう。
【こんなストレスを感じていませんか?】
□ 子供部屋が物置になっていて活用できない
□ 家具と部屋の内装がチグハグで落ち着かない
□ 自分の趣味に没頭できる空間がない
□ 庭が狭くガーデニング等ができないので嫌
□ 日当たりが悪いのでガーデニングが出来ない
□ 楽器の練習をしたいが防音が気になってできない
□ 必要な場所にコンセントがなく不便
□ 浴槽が小さい、ゆったりと足を伸ばして入りたい
□ キッチンやリビングが狭くホームパーティがしたくてもできない
□ リビングの日当たりが悪く、暗くて寒い
□ 腰が痛くて階段の上り下りが大変になり、2階にはほとんど行けない
□ 階段が狭く暗く危ない
□ 廊下が狭くて暗い
□ 寝室からトイレが遠く不便
□ 浴槽への出入りが大変
□ 家の中に段差が多く危ない
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今日は、セカンドライフについての話でした。
次回は、性能を向上させより快適に暮らすというテーマでお送りします。
では、また明日。
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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和
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