林 秀和です。
今日は、いろんな工法のメリット&デメリットをお話します。
大手住宅メーカーをはじめとして、日本では様々な工法が取り入れられています。
在来工法(木造軸組工法)、
ツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)、
プレハブ工法(軽量鉄骨造)、
重量鉄骨造、
鉄筋コンクリート造(RC造)
ログハウス
以上の工法があります。
どんなものか分かりませんよね。
それで、
「安い、品質が良い、長持ち、リフォームしやすい、メンテナンスにお金がかからない」
という観点から考えましょう。
まず、前にも言いましたが、大切なので繰り返します。
あなたが、生涯快適に暮らすには、リフォームや増改築は、避けられません。
それは、子供たちの結婚や就職などで、家族構成は変わります。
また、価値観や生活スタイルも変化するからです。
鉄筋コンクリート造(RC造)
鉄筋とコンクリートのそれどれの特徴を組み合わせることで、
強さとしなやかさを併せ持つことが最大の特徴です。
コンクリートは、火災などの燃焼から鉄筋を守り、
また、外気や雨水から鉄筋を守り、錆びるのを防ぎます。
耐震性、耐久性に優れた建物が期待できます。
でも最大のデメリットは価格で、住宅としての工法としては最も高価な工法です。
坪単価の目安では、約70万円かかります。
ここで、将来のリフォームを考えると、「鉄筋コンクリート造」は避けたほうがいいでしょう。
頑丈ですが、工事期間は長く、ローコストではありません。
次に、「重量鉄骨造」はどうでしょうか。
この工法は、高層ビルなどを建てるのと同じ工法です。
大きな空間を作ることが可能で、
間取りの自由度が非常に高いです。
重量鉄骨と軽量鉄骨の違いは、
材料の厚みで区別されています。
厚さが6ミリを超えるものを重量鉄骨、6㎜以下が軽量鉄骨です。
最大のウイークポイントは鉄であるが故に、錆と熱伝導の高さです。
断熱性については、非常に不利で、鉄骨部分が熱橋となってしまいます。
鉄骨と聞くと、火事にに強いと思われがちです。
しかし、実際の火事では、わずか5分で強度が六割も落ちます、曲がり始めるのです。
また、現場での溶接など難点があり、簡単にリフォーム出来ません。
坪単価の目安では、鉄筋コンクリート造に次いで約65万かかりローコストではありません。
プレハブ工法(軽量鉄骨造)
工業製品のように大量生産を目的とした工法です。
プレハブ工法で代表される軽量鉄骨造は、柱、梁など構造体が、
厚さ6ミリ以下の鋼材で構成されています。
この工法は在来工法の筋違いの代わりに「ブレース」により強度を出しています。
最大のメリットは、工業化により、品質が安定し、大量に供給することが可能なことです。
しかし、すべてが規格化され、工業化されている宿命として、自由な寸法での家づくりは出来ず、
303㎜や250㎜といった限定された寸法でプランを作成しなくてはなりません。
また、湿式工法の塗り壁などを採用することができないなど、
自由度に劣ることがこの工法の最大のデメリットです。
また、鉄のもう一つ宿命が、錆と熱伝導の高さです。
断熱性に関しては、木造の工法と比べると、今一つといった感じがします。
更に、構造や工法における細部について、
各社、企業秘密の部分が多く、リフォームの際は、その会社の技術者でなければ、
安易にさわると耐震性を損なうなどの危険が生じることも考えられます。
そうゆう意味で、非常にリフォームしにくい工法と言えます。
坪単価の目安では、約60万円です。
そうすると残るのは、「木」を使った工法ですね。
在来工法(木造軸組工法)とツーバイフォー工法(木造枠組壁工法)です。
ツーバイフォー工法(2×4工法)は、
2インチ×4インチの木材でフレームを組み、構造用合板の
パネルを用い、耐震性を確保します。
ツーバイフォー工法は、面で支えるモノコック工法により、
在来工法と比べ1.5倍程度耐震性のあることが最大の特長です。
釘の長さ・打つピッチまで細かく規定されていますが、特に難しい技術は必要とせず、
職人の技量により出来栄えに左右されることはありません。
ところで、ツーバイフォー工法の弱点として、よく取り上げられるのが。
建て方中の雨です。
在来工法は、たった1日で上棟し、
真っ先に屋根を組みをし、野地板も張れて、
とりあえず雨から建物の骨格を防ぐことができますが、
ツーバイフォー工法は、1階の床、1階の壁、2階の床、2階の壁、屋根と、
屋根ができるまで時間が掛かります。
その間に雨が降ってしまうと、構造材が水浸しになってしまいます。
その為、工場である程度まで組んでパネル状にして、
現場でクレーンを使って一気に組み立ててしまうのが、最も主流なやりかたです。
在来工法より構造上の制約が多少あります。
構造体が壁なので、後の増改築などは、在来工法よりも自由度が少なく、
間取りの変更などのリフォームはしずらいです。
坪単価の目安では、約50万円です。
在来工法(木造軸組工法)は、
日本で最も主流の工法です。
約8割がこの工法で建てられています。
阪神大震災では、この在来工法による建物が倒壊したことが、
広く知られていますが、
しかし、それは昭和56年以前の古い建物や耐震基準を満たしていない建物がほっとんどで、
平成以降の新しい建物はほとんど被害がありませんでした。
耐震面では、阪神大震災の被害をキッカケとして、
建築基準法が平成12年に改訂され、耐震化が図られました。
ところで、地震国日本では、
「地震が来ても大丈夫?」
これが重要です。
まず、地盤の強度を調査し、それに対応した地盤対策をします。
そして、地震に耐えられる設計施工をします。
阪神大震災のような地震にも、耐えられなければならないのです。
それには、「材料そのものの強さ」と「接合部の強さ」などが重要です。
例えば、木造軸組工法の骨格をなす柱には、十分な強度が要求されます。
1階から2階までの通し柱には、12cm以上の柱を使います。
その柱が、強い縦揺れでも、基礎から抜けないようにホールダウン金物で固定したり、
柱と土台、柱と柱、柱と梁をつなぐ緊結金物などを使い、構造を強化するわけです。
また、筋違という強度部材を入れた耐力壁を、バランスよく配置するのも、
構造設計上欠かせません。
木造軸組工法は、古くからこの工法になじんできた日本人には、
随所に木の温もりを感じることができ、この工法なくしては、家づくりは語れません。
外壁材料はどんなものでも可能で、極めて自由度が高く、屋根の形状も自由にできます。
専門的に構造解析すれば、長大空間も可能。
木で造られた体育館やホールなども可能です。
レイアウトの自由度は、比較的高い工法でです。
リフォームや増改築に最適な工法といえます。
坪単価の目安は、材料のグレードなどで変わりますが約45万円から選べます。
ローコストも可能です。
今日はここまで、ではまた明日。
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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和
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