2016年1月31日日曜日

良い業者さんとは?

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林です。

誰しも良い業者さんに工事をお願いしたいはずです。

前回、業者選びの基準をお話しましたが、基準すべてをパスすれば良い業者ということでしょうか?


あなたは、お気づきかもしれませんね。

リフォームの目的が異なれば、そのリフォームがそれぞれに合った業者さんがいるということを。

つまり、求めているリフォームによって、たどり着く業者さんは違ってきますよね。


技術力、費用面、アフターサービス、デザイン性、経験。

最も得意とするものは業者それぞれで違います。

専門工事業者を選ぶこと、これが第一です。

そして、あなたが求めているものは何ですか?

これをきちんと知ることです。


グレードアップなのか、メンテナンスか、どんな暮らしをしたいのか。

安全・省エネ・趣味・環境・健康・・・人それぞれです。

ですから、あなたも優先順位を決めて、目的を明確にしてくださいね。


自分の求めるものに合わせて業者を選ぼう。

リフォーム業者選びの順番を整理しますね。

1・あなたの目的明確にすること

2・それぞれの業者の特徴を知ること

3・求めるものに合った業者を選別すること

4・信頼できるかどうか、基本的な基準をチェックすること

5・最後に業者とあなたの相性を考えること


例えば、訪問販売で、その場ですぐ契約してしまうのでは、その業者が本当に信頼できるかどうかや

価値観が合うかどうかもわかりませんよね。


また、口コミでの評判だけでは、その人にとってよかっただけで、あなたにとってはどうか

わかりませんね。

あなたはデザインを重視しているのに、その人は値段を重視していた、ということだってあるのです。

評判を聞いたら、まずはどこが良かったのか、どこが悪かったのかを具体的に詳しく聞くことです。


業者選びの方法として、よく相見積もりを取れと言われます。

ですが、金額の比較は素人の私たちには難しいものです。

業者によってプランも様々ですし、材料費も違います。

ですが、時間を掛けたやり取りの中で、

・書類はきちんと揃っているかどうか

・時間を守れるか

・連絡はこまめにくるのか、

・親身になったアドバイスや意見を言ってくれるか、

そんな基本的な姿勢や、その業者の体質をチェックでき、信頼することができるか、

自分に合ったリフォーム業者なのかどうかは見分けることができるはずです。

ぜひ、金額ではなくそういったところに注目してください。

今日はここまで。

次回は良い業者さん選びの続きのお話です。

それでは、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

大阪府四條畷市雁屋西町6-1
TEL 072-863-0012 FAX 072-863-1256
【WEB】 <http://www.taiyo-ecohouse.com/>
【MAIL】<contact@taiyo-ecohouse.com>

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2016年1月30日土曜日

リフォーム業者選び

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

こんな悩みはありませんか?


・リフォームを行う業者の数が多すぎて選べない。

・何を基準に業者を選べばいいかわからない。

・信頼できる業者かどうかわからない。

・何社か見積もりを取っても、よくわからず決断できない。


新築もリフォームも、成功するか失敗するかは、

すべて業者選びにかかっているんです。


最近、振込み詐欺の影にすっかり隠れてしまった悪質リフォームですが、

まだまだ被害にあう方が後を絶ちません。

では、そのように悪徳業者とそうでない業者を見分けるのか、

よい業者選びの基準とは何か。

また、あなたと相性の良いリフォーム業者をどのように見つけるのか?

その3点について話しますね。


今日は、悪徳業者にひっかからないためにはどうするか?

現在の建設業法では、


”1件あたり500万円以下の建築工事を行う場合、建設業の資格は必要ない”

とされています。


つまり、建築の知識やノウハウ、経験のまったくない者でもリフォーム工事ができます。

まったくの素人でも「リフォーム会社」の看板を上げることが可能なんです。


怖いことですし、おかしいですよね。

これが、悪徳リフォーム会社を増徴させている原因のひとつと言えます。


では、具体的に悪徳リフォームとは?

「屋根」「床下」「排水管」「外壁」など。

住まい手が気がつきにくいところを、無料点検と称し、点検後に、

”不安をあおる営業トーク”で強引に契約させる。

そんな話、聞いたことはありませんか?


「まさか自分はそんな手口にはひっかからない!」

誰もがそう思っています。

でも、テレビやインターネットで多くの悪質リフォームの手口を知っていても、

実際、被害にあう人もいるんです。

振込み詐欺と同じですね。

用心しているつもりでも、騙されてしまう人が後を絶ちません。


最近は、手口も巧妙化しています。

例えば、事前に他の現場で撮影したデジタルカメラなどの写真や映像を見せます。

そして、あたかもその家が傷んでいるように思わせるといった事例が報告されています。


もちろん定期点検を地道にしている誠実なリフォーム業者もいます。

だから、どこで見分ければいいのかわからず、不安なんですよね。


まずは、悪質業者の手口を知りましょう。

そのきっかけは何でしょう?

・無料で○○診断

耐震診断、屋根や基礎などの劣化診断、シロアリなど。

誰もが気になる住まいの不安を無料診断するという口実ですね。

私も経験あります。

裏口でゴソゴソ音がするので出てみると、排水枡を勝手に点検されていました。

「無料点検させていただきました。すごく汚れているので掃除しないと詰まってしまいますよ」

「今なら近所の掃除のついでにできるので、28,000円です」

私もプロのはしくれですから、それくらいはわかります。

速攻で断りました。

また、勝手に点検され、気分を害しました。


・近所で工事をしていて、ご挨拶に・・・

「今回ご依頼いただければ出張費は無料です」

一見、すごく新設な業者だなぁと思いますよね。


・壁にヒビ、瓦が痛んでいるなど劣化を指摘。

これもよく聞きますよね。

やっぱりすごく親切な業者さんと思う人もいるようです。


どれも、冷静になって考えればわかることでうs。

タダ程怖いものはありませんね。

でも、実際、業者の方と話をしているときは、

とても感じがよく、さわやかで、親切だなあと思ってしまうんですよね。

まあ、それが彼らの仕事ですからね。


では、次に契約させる手口について。

・今日なら値引きします

高額な工事費がいきなり半額になったりします。

根拠のない安易な値引きは怪しいです。


・モニターになればサービス(値引き)する

モニターがすべて悪質業者とは言えませんが、これを口実に大幅な値引きをする場合は

怪しいですね。


・大手企業の名前を出す

大手だから安心、という考えは危険です。


・介護保険を利用してタダでリフォームできます

確かに保険支給の対象となる工事もありますが、

最大20万円まで、工事の自己負担1割までの支給でタダではありません。


以上のような手口にプラスして、

・断っても断ってもしつこい

・強引な勧誘

・契約するまで何時間でも居座る

こんな対応なら、それは悪質業者だと思って間違いありません。


悪質業者の手口で共通していることは、嘘や脅しなどを巧妙に利用し、

原価の何倍もの金額で契約を迫ります。

その金額が妥当であるかどうかをあなたに判断させる時間をあたえず、即契約させるんです。


考えてみてください。

正確な見積もりもなく、工事金額をすぐに提示していること自体が不自然ですよね。

本来であれば、しっかりとした調査を実施し、施工方法を検討し、詳しく説明します。

資材など仕入れ金額を確認した上で、「見積書」を提示するはずです。


もちろん、消費者を守るための制度「クーリングオフ」が適用できます。

契約書面を受け取ってから8日以内であれば無条件で契約を解約はできます。

しかし、悪質業者は、あの手この手でクーリングオフを妨げようとします。

「解約には損害金が発生する」

「クーリングオフ対象外だ」

「担当者と連絡がとれない」等々。

中には、契約後すぐ工事に着手する業者もいます。

もうキャンセルできない、逃げ場のない状況に追い込むんですね。


あなたも、もし騙されそうになったら

(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター

03-3556-5147 http://www.chord.or.jp/

独立行政法人国民生活センター(消費生活センター)

http://www.kokusen.go.jp/

などに相談すること。

そして、内容証明郵便などを利用したり、毅然たる態度をとることが必要です。


なお、一度結んでしまった契約の解除・返金は大変な労力を要する作業となります。

そして、一度悪質リフォーム業者にひっかかると、次々別工事を勧められます。

これは、悪質業者の常套手段。

また、このような業者のカモリストに載ると、他の悪質業者から狙われることになります。

ですから、かかわらない事が一番。


少しでもおかしいなと感じたら、その時は契約せず、

「家族と相談する」

「確かめたいことがあるので後日連絡するので名刺が欲しい」

「知り合いの建築士に、工事が妥当かどうか相談する」

などと言って冷静に判断する時間を置くことです。

それでもあれこれ良い訳を繰り返すなら、

「見積書と点検報告書を後日持ってきてください」

と、日を改めてもらうことです。

それでも居座るようなら、警察を呼んでください。


あなたも、くれぐれも、

「今日契約してくれれば○○万円値引きます」

なんていう言葉に惑わされないで。

値引きをする業者の裏には”何かある”ということを忘れないでいてくださいね。


次回は業者選びの基準について話します。

では、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

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2016年1月29日金曜日

リフォーム業者の探し方

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林です。

今日は、リフォーム業者の探し方です。

最近は、自社のWEBサイトを持っているリフォーム会社も多いですね。

まずはそこを見て回りましょう。

大手の場合は近所に営業者があるかどうかのチェック。

施工事例の写真。

システムの詳しい説明。

などなど、いろいろ見ることができるのでチェックしてくださいね。

ただし宣伝サイトですから、当然よいことばかり書かれていることをお忘れなく。

また施工例に書かれている工事費用は、それぞれの家の状態によって大きく変わるはずですから、

参考にする程度にしましょう。


次にチラシ。

ポストにリフォーム工事の宣伝チラシが入ることはありませんか?

施工例が載っていたりするので情報源としては大切です。

ただ、このようなチラシには”○○パーセント値引き!!”などと注目させようと様々な仕掛け?が

あります。

まず、値引き額に目を奪われないことです。

工事費は含まれていないとか、

中古品だから安いとか、

色々と、からくりがあることが多いんです。

どうぞ冷静に。


最後に口コミや近所からの情報。

近所を散歩がてらリフォーム中の家を探してみてください。

見つけたら、

・車は邪魔にならないようにきちんと停められているか

・機械や解体した残材などがきちんと整理整頓されているか

・木屑や釘などの掃除がきちんとされているか

・くわえタバコで作業したり、道端に吸殻を捨てていないか

・大音量でラジオを聞きながら作業していないか

などをチェック。

それで、良い業者さんだなぁと思ったら、業者名をチェックです。


すべてに言えることですが、リフォームはその時だけで完結するものではありません。

所在のはっきりしている会社、信頼できる会社かどうか、厳しくチェックしてくださいね。

何社か良さそうだなぁと思う業者さんを見つけたら、実際にリフォーム業者に直接接触して

試してください。


業者選びの基準1

・話をよく聞いてくれる

業者さんに直接話しを聞いてみましょう。

まず家づくりの考え方やその会社の得意分野を聞いてみてください。

ひとつひとつじっくりと。

自分の言葉でひとつずつ説明できる会社であれば大丈夫でうs。


その次、今度はあなたが話す番です。

いままで何度か話してきたように、

「キッチンに出窓をつけて欲しい」

「リビングを広くして欲しい」

「段差をなくして欲しい」

「手すりをつけて欲しい」

というあなたの要望を、そのまま形にするような業者さんではいけません。

”なぜそう思ったのか?”

”何が不満なのか?”

これを聞いてくれる業者さんが本当ようよい業者さんです。

素人の私たちの本当の要望を聞き取り、形にしてくれなければプロとは言えません。


業者選びの基準2

・口コミ情報で評判が良い

隣近所の口コミほど有力な情報はありません。

あなたも、ちょっと耳を澄ませてみてください。

「工事中、庭先にたばこのポイ捨てをしていた」

「職人さんがあいさつもしない」

「建築材料の扱いや保管が乱雑」

「電話してもなかなか来てくれない」

そんな声は聞こえませんか?

口コミは往々にして、工事店の評判を率直に反映したものと言えます。


また、地域で長く工事業を営んでいることは地域密着型の良い業者さんの可能性が大です。

仕事の出来が地元での評判に直結しますし、生き残りのためにも管理やメンテナンスなどを含めて

責任を持って仕事してくれるはずです。

日常的に相談したり、点検依頼で迅速に対応してくれる、そんな業者さんは心強いですよね。


それから大きな工事ではとても親切だったのに、あまり儲からないような小さな工事やメンテナンス

だと、急に不親切になってしまうようで困ります。

大きな工事を行う前に、試しに小さな工事を頼んでみて、対応の様子を見てみることもよい方法です。


業者選びの基準3

・賞品知識が豊富

リフォームをお願いするとき

「キッチンはこれでクロスはこれ」

と、具体的に商品名や品番まで指定するわけではないと思います。

例えば、

「あの映画で見たプロバンス調のキッチンのように」

「この雑誌のような雰囲気でリビングを」

「ホームパーティがワイワイできるようなキッチンリビングに」

などとあなたの思い描くイメージをまず話し、

次に業者の担当者が、

「それでは、このキッチンはどうでしょうか?」

「クロスはこんな感じで」

などと提案するはずです。


このとき、ありきたりなシステムキッチンをそっくり取り換えるような工事しか経験がない業者さんでは

”プロバンス調”がよく伝わらなかったり、インテリア全般にわたるようなリフォームに不慣れなため、

和洋折衷のイメージに合わない結果になるかもしれません。


インテリアに使う賞品はとても種類が多く、最近では輸入品にもリーズナブルでいいものもたくさん

あります。

ですから、商品知識が豊富でデザインセンスもあれば、

デザインもよく、

使いやすく、

しかもリーズナブル、

そんなリフォームが実現するのです。


・リフォーム業者のさまざまな形態。

リフォーム業者といっても本当にたくさんありますね。

大まかに形態別に分けてみました。

・リフォーム専門店

新規の参入業者が最も多い業種です。

本来の事業(工務店や建材店、内装工事店など)を得意分野とし、

リフォーム事業を展開している業者がいる反面、

営業力だけが強く、実際の工事は外注ばかりという

看板だけのリフォーム業者も多いので注意が必要でうs。


・住宅メーカー

プランニングから施工まで、トータルのレベルが高い。

リフォーム専門部門やリフォーム専門店として別会社となっている場合が多く、

営業的な体制が整っています。

しかし、営業窓口と施工会社が違います。

あまりこだわりがなく、お任せでリフォームしてもらいたい方には無難な選択とも言えます。

コストが少し割高になる傾向が・


・設計事務所

デザイン提案力に期待できます。

要望や不満点を考慮しつつ、ハイセンスなリフォーム計画を提案してくれるでしょう。

ただし、設計士によってデザインの傾向が異なります。

手がけた物件の写真などを確認しておきましょう。

大幅な間取り変更などでデザイン力が問われるリフォームでは力強い味方になってくれます。


・地元工務店

地域密着型のところが多く、コミュニケーションが取りやすいです。

またアフターサービスにおいては信頼がおける可能性が高いです。

住宅の構造や間取り変更などの大掛かりな増改築を得意としている業者が多いようですが、


インテリアなどデザイン面について不得意な業者もあるようです。

大手と比較すると低コストです。


・他にもインテリアショップ、設備機器メーカーなど小売店がリフォームを請け負っている所もありま

す。

この場合、その自社の製品を安く扱う事ができ、専門分野であることから、デザイン重視の方、

水回りのリフォームだけや塗装だけ、などの方にはメリットがあるでしょう。


業者の形態別に大まかな特徴をお話しました。

特徴をみると、どの形態のリフォーム業者を調べるのか、だいたい決まってくると思います。

ぜひ、参考にしてください。

それでは、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

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2016年1月28日木曜日

趣味を楽しむ空間

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

住まいの中で、大好きな趣味を楽しむ空間ってあったらうれしいんですね。

住まいづくりを成功させるには、こだわりを1つに絞って、とことんこだわることがポイントです。


どうしても叶えたい小さいときからの夢や、毎日、1日中していても飽きない趣味。

あなたにもあるでしょう?

例えば

”毎日思い切りドラムを叩きたい”

”宇宙が好き、星が好き、天体観測所が欲しい”

”映画が好き、どうしてもプロ用のホームシアターが欲しい”

そのとことんこだわった何か1つがあれば他がごく普通でも、他がちょっと質素だったとしても、

住まいづくりの満足度は80点を超えるはずなんです。


それに比べて現実的な要望ってありますね。

床暖房とかジャグジーとか浴室暖房、食洗機など。

そんな細かな要望はいくつかは実現できるでしょうが、それが実現できたとしても満足度は

せいぜい60点。

しかもいくつもあるので予算はオーバーしてしまいます。


そうじゃありませんか?

要望が叶った当初は「便利!」と感じるかもしれません。

しかし、結局は毎日の生活のなかで「当たり前」になっていくものです。

こだわりは、これからの暮らしに潤いをもたらし続けてくれるもの。

あなたも、そんな素敵な空間を作ってみませんか?


あなたのこだわりは?

”お風呂で毎晩1曲熱唱する”という友人がいます。

本人いわく、周りを気にせず熱唱することがコツで、お風呂の響き具合がちょうど気持ち良いん

ですって。

これはストレス発散&ダイエットになるらしく、歌わなければ眠れないというほどなんだそうです。

ただ、空き地だった家の周りにどんどん家が建ったので、近所迷惑かもと最近は思いっきり歌えな

いとか。

これではストレス溜まっちゃいますよね。

この場合、浴室の壁面に保温材を隅々までしっかり入れて、窓とドアも交換すれば解決できそうで

す。

浴室で音楽を楽しみたいなら、お風呂の中でiPodが聴けるサウンドシャワーや

スピーカーを天井に設置したりもできるんです。


もしお風呂でなくても良いというなら、1部屋だけ、壁や天井の吸音率(声や音の響きに関係します)

などを考えてリフォームすれば立派な防音室ができますね。


近所に庭がとてお素敵なお宅があります。

家はいたって普通の和風木造住宅なんですが、庭は色とりどりのハーブが植えられていて、

英国風ガーデンというのでしょうか?

そして最近、その英国風ガーデンにサンルーム増築されました。

素敵な庭を眺めながらゆったりとハーブティーが楽しめそう、羨ましいですね。


最近はアウトドアリビングを楽しむ人が増えているとか。

屋外をリビングルームの様な生活の場としてスペースの事です。

このスペースは住まいの増改築の制限基準となる”建ぺい率”に含まれない事をご存知ですか?

つまり、リビングルームの延長でウッドデッキやテラスなど、どんなに広くても構わないという事。

子供や孫の水遊び、バーベキューパーティーなど、家族ならではの楽しい自然空間ができそうです

よ。



さて、趣味といっても多種多様。

絵画や陶芸、洋裁、ヨガなど。

それぞれの趣味で部屋の使い方も異なります。

ですから、趣味の内容に合わせた床材や壁材、建具などの内装プランをよく考えましょう。

そして趣味空間をより実用的に、より快適にするためには、収納や照明も大切なポイントとなります

よ。


照明もインテリア。

あなたは、住まいづくりのときに照明にも気を配りましたか?

あまり気にしなかったという人も多いと思います。

ところがこの照明1つで空間のイメージはガラリと変わるんです。

そして快適に過ごせるかにも大きく関わってきます。


照明をインテリアとして目立たせたいのか、ダウンライトでシンプルな空間を求めているのか。

ブランケットや間接照明で柔らかさや癒しを求めているのか。


そして電球の色にも注目してくださいね。

仕事や勉強などには白色(昼光色・昼白色)

これは日中の太陽光と同じ位の色温度なんだそうです。

書斎や子供部屋に。

リラックス、癒しの空間にはオレンジ色(電球色)

こちらは朝日や夕焼けの太陽光と同じ位の色温度なんです。

寝室やリビングに。


最後に価格も大切です。

あまり使わない部屋や毎日つけない関節照明にお金をかけ過ぎないこと。

よく使う部屋、インテリアとして目立たせる照明はこだわっても良いかもしれませんね。


理想空間とは。

趣味だけでなく、もっと大きく家全体や部屋のスタイル・インテリアにこだわって

あなたの理想空間を作ることも素敵です。


どんなインテリアが落ち着きますか?

どんな場所が落ち着けますか?

リゾート地のホテルにいるような、アジアンリゾートのような空間?

床は竹のフローリングやチーク無垢。

天井や壁は塗り壁、竹や麻、ココヤシなど自然素材の内装と、柔らかい照明とシーリングファン。

籐や木製の家具、麻やコットンのカーテンなど、インテリアも自然素材でまとめると

開放的でくつろぎ感のある空間ができあがります。


やはり日本人ですから、和風スタイルという人も多いでしょうね。

和風といってもアンティークな木目の床材や格子の建具などが素敵な民芸スタイルと、

白いしっくい壁と深みのある床、柱、梁のコントラストが美しい和風モダンスタイルなどがあります

ね。


もっとシンプルでおしゃれに、という人は、無彩色で無機質な素材、

コンクリートで打し放しの壁、大理石やフローリングの床。

そして建具や照明はスタイリッシュなアルミ素材やガラスなどを選び、デザイン性の高い革のソファ

とビビットなアクセントカラーのファブリックを。


こんな風に、毎日の生活が理想のインテリアの中で過ごすことができるというのも、魅力的では

ありませんか?

インテリアイメージを伝えるときのポイント。

一口に和風スタイル、シンプルモダン、などと言ってもイメージは人それぞれ。

雑誌の切り抜きを持参するだけでは、写真の撮り方がただ単にカッコイイだけであることも

ありますから伝えるには不十分です。

気に入ったインテリアの雑誌の切り抜きプラス、

「その切り抜きのどこが気に入ったのか」

を書きとめておくこと。

フローリングや壁の質感なのか。

色づかいなのか。

家具のイメージなのか。

そうすることであなたの頭の中のイメージをリフォーム業者の方にクリアに伝えることができます。


頑張っている自分へのご褒美。

自分の趣味やこだわり、憧れのインテリアなどに囲まれる生活は、あなたの生活をより潤いの

あるものにしてくれます。

そんなゆとりのある生活を自分へのご褒美として、自分らしさを活かしたリフォームは

いかがでしょうか?


では、あなたの不満をチェックしてみましょう。

【こんなストレス感じてませんか?】

□ 家具がバラバラで見た目が悪い

□ 家具と部屋の内装がチグハグで落ち着かない

□ インテリアと壁紙が合わない

□ 庭が狭くガーデニング等ができないので嫌

□ 日当たりが悪いのでガーデニングが出来ない

□ ウッドデッキの色あせが気になる

□ 趣味に没頭できるスペースが無い

□ 靴の収納スペースが少なく片付かない

□ 楽器の練習をしたいが防音が気になってできない

□ 必要な場所にコンセントがなく不便

□ 浴槽が小さい、ゆったりと足を伸ばして入りたい

□ キッチンやリビングが狭くホームパーティがしたくてもできない

□ リビングに日当たりが悪く、暗くて寒い
     ・
     ・
     ・
     ・

暮らしを変えるリフォームを、より快適に住まうため、理想の生活を考えてきました。

「家事ストレス」「ペットとの共存」「こだわりと趣味」

この3つは修繕のためのリフォームとは違った観点から見てほしいのです。

例えば・・・

「ここに出窓をつけてください」

「リビングを増築してください」

こんな要望でリフォームした場合は後々不満が出てくることが少なくないのです。

形も内装も確かにきれいになったので一応は満足します。

でも何か違う。

なぜでしょうか?


大切なのは、

・なぜ出窓が付けたいのかその理由なのです。

理由1「朝食をとる部屋が朝から暗く冬はその上寒いので、暖かな光の差し込む窓が欲しい」

理由2「お花は好きだが庭も狭く忙しく時間もないのでガーデニングは無理

     せめて、窓辺にプランターを置いて花を育てたい」


例えば、たまたま窓がなかった南側に出窓を付けたとします。

1の理由で出窓を付けた家族の場合は・・・

朝はリフォーム前と同じく光はほとんど入りません。

朝から照明を点ける生活に変わりありませんでした。

昼頃からとても明るくなりますが、昼間は誰も家にはいないため、無人の部屋が明るくなるだけ。

2の理由で出窓をつけた家族の場合は・・・

昼間ミニガーデニングを楽しめて、大満足。


こんな風にリフォーム後の生活にはっきりと違いが出るんです。

窓を大きくしたい、窓を付けたいという、形だけでの要望ではなく、

今思っている不満とリフォーム後の理想の生活をきちんと伝えることで、

窓を付けるという小さな工事でも大きな満足を得ることができるんです。


より快適な生活を送りたいなら、

生活の中での不満が何か、

あなたが望む理想の生活は何か、

なるべく具体的に、この2つをきちんと見つめることです。


それでは、また明日

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

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2016年1月27日水曜日

ペットもストレスを抱えている!?

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

日本は今やペット大国。

気持ちが落ち込んだ時や、孤独なときはそばにペットがいてくれるだけで心が慰められるもので

す。

昔は、室内犬は珍しかった記憶があるのですが、最近はマンション住まいなど住宅事情も手伝って

か小型の室内犬も増えましたよね。

また、犬やネコはもちろん、

ハムスター、ウサギ、フェレット、

アライグマ(!)、ミニブタ(!)など、

本当に様々な動物をペットとして飼っている人が増えました。


ですが、ペットとの生活で、困ったことも起きているのが事実。

もし人間もペットもお互いにストレスを抱えているとしたら残念です。


ペットのストレス。

それは人間中心に考えられた住まい、ペットの習性から住まいを守り、人間だけが快適になる

リフォーム。

そんな住まいがペットのストレスになっているかもしれません。


人間のストレス。

「ペットを飼っているなら仕方がない」と困った事を見て見ぬふり、では幸せではありませんね。


そこで、人間もペットもお互いが、快適に暮らせるような住まいを考えてみませんか?

「ペットのためのリフォーム」

などと大げさに考えなくても大丈夫。

習性や、そのペットの性格をよく知り、今実際困っていることや大変だなと思っていることをもとに、

どんな工夫をすれば、お互いが快適に暮らせるのかを考えてみましょう。

ちょっとした工夫や選ぶものを帰るだけでいいんです。


ペットで困ったことといえば、いたずらや爪とぎなどでできるキズ。

特に猫と生活しているお宅では、「爪とぎ」や「高い場所から壁面などを駆け抜ける」という習性から

畳や壁や床、カーテンなどボロボロになっていることも少なくありません。

・壁一面の収納棚を作って棚の上に上ることができなくする。

・棚の中のもを落としたりしないように、扉付きを選び、扉材はツルツルした板で爪とぎを防ぐ

・逆に簡単に貼りかえられるクロス貼りの扉にしておき、そこだけを爪とぎ場としてしまう。

・カーテンを登ってしまうなら、ブラインドやロールスクリーンなどにする

・いたずらされる障子や網戸は、破れにくい素材を選ぶ

・壁には、木製の腰壁を貼る

こんな工夫で、キズがつくことへのストレスも、部屋のお手入れの頻度も減らすことができますよ。


また、犬は穴を掘る習慣があるので、畳をむしったり、フローリングの表面の板をはがしてしまった

たりします。

・防汚加工が施され、滑りにくく引っかかりにくいカーペット

・アンモニアに強く掃除も簡単なクッションフロアシート

・クッション性抜群で掃除もしやすいコルク

探せば、汚れにくく、手入れしやすい素材がまだまだあるはずです。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、よく調べて検討してくださいね。

私がお勧めなのがタイルです。

水ぶきOKで、丈夫。

床暖房と組み合わされば、夏は涼しく、冬は暖かい環境を作ることができ、その上、見栄えが

よくおしゃれです。

(タイルを選ぶ際には、滑りにくい表面がデコボコしたものにしてください。)


次に、匂い対策。

キズは常に目に入るものなので

「どうにかしなければ」と対策を考える人も多いですが、「匂い」は目には見えません。

飼い主にとっては慣れた匂いで、気にならないのでしょう。

でも、ほかの人からすれば気になるものかもしれません。


匂いの対策は何よりマメな掃除と換気です。

「なんだ、リフォームするまでもないじゃないか。」

とお思いかもしれませんね。

ですが、その掃除と換気がなかなか難しいんです。


特に最近は気密性の高い住宅が増え、自然任せの換気は期待できません。

また、換気といっても様々な方法があります。

よくある局所換気や時間制限式の換気では臭いは残ります。

2003年から24時間機械換気設備の設置が義務付けられたので、すでに導入しているかも

しれませんが、24時間連続運転の第三種換気システムがおすすめです。

低コストで導入でき、ランニングコストも節減できます。


そして、壁には、珪藻土や漆喰、エコカラットなど消臭効果のあるものを。

床には、防汚加工をしているカーペットや、食べこぼしたり粗相をしても

シミになったり匂ったりしないお掃除しやすい床材を選ぶ工夫も必要です。


それから、布地類は基本的に匂いを吸着しやすいんです。

それで、匂いの元になっているケースが多いという事をご存知ですか?

ちょっとした模様替えや、棚の中のごちゃごちゃをさりげなく隠してくれる便利なファブリック。

ですが、「匂い」が気になるなら大量に使うのはやめた方がよさそうです。


これらの匂い対策は、タバコの臭い対策にも有効ですよ。


次は、汚れ対策と掃除。

猫はグルーミングした後、体内に飲み込んだ毛の一部を吐き出すことがあります。

また、大抵の犬には1年に2回程度「換毛期」と呼ばれる毛が抜ける時期があります。

それから、粗相をしてしまうことだってあるしょう。

ですから、できるだけ掃除のしやすい素材を選ぶことです。


フローリングは塗装面がアンモニアに弱いものが多く、シミになりやすいので注意しましょう。

少しデザイン性には欠けるかもしれませんが、店舗用の防水性が良く滑りにくい床材を

使うのもお勧めです。


そして、ペットのストレス対策

今までご紹介したものは主に人間にとって快適になるリフォームでしたが、

それだけではペットの快適にはつながらないかもしれません。

また気になる行動やクセは、日々のストレスが原因だっということもありあます。


では、ペットはどんなストレスを感じているのでしょうか?

高気密・高断熱の住宅(つまり温度差のない家)が増えてきました。

確かに家じゅうが快適な温度で1日中過ごせるのですから、快適です。

しかし、私たち人間が快適と感じる室温と犬が快適と感じる温度って同じなのでしょうか?


実は、犬は人間と比較すると、暑くも寒くも無いとい感じる温度が15度~25度も幅があるんです。

ということは、人間は快適に1日過ごせても、犬にとっては不愉快な温度かもしれません。


また、人間にとっては快適な床暖房も、ペットの熱中症を引き起こす原因になることもあるんです。

ではお互いが快適に共存するためにはどうすればよいのでしょうか。

要はペットが快適に過ごせる居場所を作ってやり、結露が発生しない環境であれば多少の温度差

はよしとする。ということになりますね。


気まぐれな猫はある程度自由に屋外に遊びに行けないとストレスがたまってしまうようです。

このストレスを解消するために、最近はとても高性能なキャットドアがあります。

ペットの出入りが無いときは、扉をロックでき、密閉性・水密性を保つ事もできます。

その上、簡単なガラス工事で取り付けられ、費用も割と安いのでお勧めですね。


それから、犬が散歩(直線距離の運動)が大好きなのに対し、ネコは上下運動が大好きです。

ですから、高さの違う家具を並べておくだけでもいいんです。

もし、キャットウォーク(猫の通り道)をつけてあげるなら取り付ける際にいくつか注意が必要。

雑誌などで梁をキャットウォークとして利用しているのを見かけたことはありませんか?

とっても快適そうですが、問題があるんです。

先ほども書きましたが、グルーミングの後に毛を吐き出すんですよね。

それを、もしそのキャットウォークの上で吐き出したら・・・

そんな高い場所の掃除をするのは大変です。

キャットウォークは、脚立などで届く範囲に作ることと、掃除のしやすい材料で作ることを忘れず

に。

狭い場所に隠れることも好きですから、キャットウォークにそんな場所もプラスしてあげるといいで

すね。


ペットスペース

・ペットのお部屋であるゲージについて。

インテリアに合わず、仕方なく部屋の隅に目立たないように置いてある。

こんな悩みを持つ人は多いのではないでしょうか?

リフォームの際にはこの悩みも解決してしまいましょう。

ケージやデスクや棚に組み込んだ造付け家具を作ってしまうとお部屋のインテリアにもマッチしま

すね。

それから、階段下や収納棚の上などのデッドスペースをペットのスペースにリフォームしてしまう、

という方法もありますよ。


・エリアをわける。

同じ住空間でともに暮らしているうちに、小さなお子さんのアレルギーを起してしまい、

ペットとの共存が難しくなってしまった方。

小さい子供のアレルゲン特定は難しく、怪しいものを1つ1つ排除していくことが最善となります。

簡単に家族の一員であるペットを手放すわけにもいきませんし、

今まで室内で飼っていたのに、いきなり外へとというわけにもいきません。

そんな時はペットの個室を作って、ペットと人間のエリアを分ける事で

お互いに快適に生活できればいいですね。


ペットは私たちに喜びや安らぎを与えてくれるかけがえのない存在です。

ですから、人間がより快適・安全・健康に暮らすため人間の都合を考えたペットリフォームではな

く、

”共存のためのリフォーム”してみませんか?


では、あなたとペットの不満をチェックしてみましょう。

【こんな困ったことはありませんか?】

□ 床や壁、柱やドアが傷だらけで恥ずかしい

□ 網戸をすぐ破られる

□ 電気コードやコンセントロにいたずらをするので困る

□ 粗相の匂いが残っているようで気になる

□ 雨の多い時期は特に匂いが気になる

□ 電気コードに毛が溜まって掃除が大変

□ エサの食べこぼしの掃除が大変

□ 抜け毛が床と巾木の隙間に挟まり、掃除機でも取れにくい

□ ペットグッズの収納場所が無く、散乱していて恥ずかしい

□ 室内だけでは運動不足になるのでは?と心配

□ フローリングがペットにとっては滑って歩きにくそう

□ 冬、床が冷たすぎないか心配

□ ペットが自由に行き来できるよう、家中のドアを開けっ放している

□ 段差が多くて危ない

□ 日当たりが悪く、ペットが日光浴できる場所がない

□ ペットに花粉症などアレルギー症状がでている

□ 外廻りに足を洗う足洗い場がないので不便

□ 足洗い場はお湯が出ないので困る

□ 入ってほしくないキッチンに入ってくるので困る

□ 蛇口に飛び乗って勝手に水が出ていることがある

□ 門扉が無いので、道路にかけ出して行って危ない

□ 生垣から外に簡単に出てしまうので、庭をリードなしで放して上げられない


最後にリフォームでの注意点を。

例え、共存のためのリフォームでも、ペットは自分のテリトリーに見知らぬ人(業者の人)が

出入りしたり、

作業中の騒音、新しい匂い、家具の配置などがかわったことで、不安やストレスを感じます。


また、リフォーム中には普段開いていない扉や窓が開け放されている事もあるため、

迷子になったり、ケガしをしたり、事故に合うというケースもあります。


リフォーム後もストレスのため、今までにはなかったマーキングなどの行動を多くとってしまうことも

あります。

ですから、ペットとのコミュニケーションを今まで以上にしっかりと取ってください。

そして、リフォームを進め、ゆっくり新しい環境に慣らしてあげることを忘れずに。

それでは、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

大阪府四條畷市雁屋西町6-1
TEL 072-863-0012 FAX 072-863-1256
【WEB】 <http://www.taiyo-ecohouse.com/>
【MAIL】<contact@taiyo-ecohouse.com>

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2016年1月26日火曜日

性能を向上させ、より快適にするための要素

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

家事検定ってご存知ですか?

株式会社主婦と生活社が主催で2008年の3月から始まりました。

この第1回目の検定では、主婦の割合がもちろん高かったのですが、

8歳から若い男性、高齢者の方まで、受験者は4000名を超えたそうです。

色々なメディアでも取り上げられ注目されました。


ところで、

「家事」ってなんでしょう?

「家の事」と書きますから、まさに家に関わるすべてのことを指します。

その家事に家族が参加することで、お互いが支えあう良好な家庭環境を築くことができます。

そして、それは家族の絆をさらに深めることにもつながります。


また、家の中が整理整頓されることで快適な暮らしが実現します。

「家事」って、快適な気持ちの良い生活を送るために、大きな役割を果たしているんですね。


そんな大切な家事ですが、日々同じことの繰り返しです。

だから、なんとなくルーチンワークになってしまいがち。

煩わしいけれどやらなくてはいけない事。

あなたは、そんな風に思っていませんか?

そして、そんな家事をストレスに感じていませんか?


もし家事に不満を感じているとしたら、要注意です。

小さな不満でも日々積み重ねることで、知らないうちに大きなストレスになってしまうものです。

快適な生活を送るための家事が、大きなストレスになっているとしたら、矛盾していますよね。


つまり【暮らしやすい家=家事のしやすい家】とも言えるんです。


では「家事のしやすい家」ってどんな家なんでしょう。

今感じている小さな不満がヒントになります。


「家事」って何か一つのことだけをする、ということは少ないですね。

炊事・洗濯・掃除などが連動していることが多いと思います。

家庭によっては、プラス子供の様子を見ながらということも。

ですから、これらすべてが動線となっているかが重要です。


例えば、何度も狭くて急な階段を上り下り。

調理中に子供が気になってキッチンと部屋を行ったり来たり。

あなたもこんなことは、ありませんか?


それから「家事」を行うには、大抵道具が必要です。

炊事なら、お鍋やおたまやボウル、食材、食器など。

洗濯なら、洗剤類や物干し、そしてアイロン、アイロン台など。

掃除なら、掃除機やモップ、洗剤類、バケツなど。

これらは日々使うものから、滅多に使わないもの、そして、ストックも含めると大量にあります。


ですから、使いたい道具がスムーズに出し入れできるような収納であることが重要です。

「家事」を行うために、道具を出すだけで時間がかかっていませんか?

また、後片付けに手間がかかるからと、面倒になっていませんか?


そして、もう1つ。

「家事」のための「家事」

ややこしいですね。

つまり、後片付けでしょうか。


調理をすれば当然キッチンは汚れます。

水や油がはねます。

使った調理器具は、洗って乾かさないといけません。


洗濯をすれば洗剤がこぼれることもあるかもしれません。

また、洗濯物を手洗いをすれば水が飛び散ることもあるでしょう。


ですから、その後掃除が必要になるわけです。

その掃除が面倒なら、やっぱりやる気にはなりませんね。

床など作業廻りを、手入れのしやすい素材にするだけでこのストレスはなくなります。


最後に環境。

昔と違って、今はシステムキッチンや食洗機など、高性能な設備機器があります。

また、収納も機能性もあり充実しています。

ついつい素敵で便利な最新の機器に夢中になってしまいがち・

でも、家事をする時間って想像よりも長いんですよね。

ですから、冬の寒い朝や真夏の蒸し暑い夕方に、快適な家事ができるかどうかっていうことも重

要。


かと言って、キッチンだけに、わざわざ床暖房やエアコンを付けなくてもいいんです。

足に優しく暖かい床材を使うとか、風通しの工夫ができます。

また、収納スペースが大きくとれないなら、隠す工夫をすることですっきりします。

つまり、居心地が良いかどうかで、ストレスの感じ方も変わってくるんです。


家事のやり方は人によって、年齢に従って、変わってきます。

どんな環境を居心地良く感じるかも人それぞれ。

でも、ちょっとした工夫で、家事ストレスは確実に減ります。


では、あなたの不満をチェックしてみましょう。

【こんなストレス感じてませんか?】

□ 狭くて動きにくい

□ 暗くて寒い

□ 朝から電気をつけなければならない

□ 閉鎖間を感じる

□ 日当たりが良すぎていつも暑い

□ 風通しが悪くていつもジメジメしている

□ 窓を開けるとガスコンロの火が消えてしまい危ない

□ 住宅設備(換気扇・給湯器・コンロなど)に不具合がある

□ 住宅設備が古く使いづらい

□ レンジフードに付いている換気扇のスイッチに手が届かない

□ 調理台やシンクの高さが合わないので腰が痛い・肩がこる

□ シンクが錆びていて恥ずかしい

□ 収納が足りない

□ 大型の収納スペースがあるが、奥に何があるのか見えないので使いにくい

□ 吊り戸棚は高すぎて踏み台がないと使えず、面倒

□ 床下収納がカビ臭くて使えない

□ 作業中、子供の様子が見られないので心配

□ 家電製品が増えたので、使用中ブレーカーがよく落ちる

□ お風呂で大量にお湯を使っていると、他でお湯の出が悪くなる

□ 洗い終わった洗濯物を干すため、階段を上がらなければならないのが不便

□ 蛇口が固く、きちんと締まらない

□ 何度お掃除しても排水溝から匂いが上がってきて臭い

□ 掃除機を取り出すとき、ホースが棚に引っかかる

□ コンセントが必要な場所になく、差し替えが面倒

□ 照明のスイッチが必要な場所になく不便

□ 将来のために付けた手すりが掃除のとき邪魔になる

□ 畳の目やフローリングの隙間の掃除が大変

□ 水はねで床やクロスにすぐシミができるのが嫌

□ 庭の草抜きが大変

□ 階段が急すぎて危ない

□ 階段に手すりがなく、危ない

□ 階段が暗くて危ない

□ ドアが勝手に閉まる

□ ドアが開け閉めしにくい

□ ドアとドアがぶつかりそうな所があって危ない

□ 引き戸が重すぎて開け閉めが大変
     ・
     ・
     ・
     ・


あなたも作業別に考えてみましょう


【炊事】

キッチンはダイニングやリビングとの関係が重要です。

その関係があなたの家族のスタイルに合っていなければ居心地が悪く、ストレスを感じます。

・クローズドタイプ

じっくり料理したい人にはピッタリ。

料理中の音や煙、においなどに気を遣わなくてすみます。

しかし、キッチンで閉鎖感を感じる。

子供の様子が見られない事に不満がある。

そういう人には、向かないでしょう。

また、ダイニングへの動線が長くなりますね。


・セミナータイプ

吊り戸棚などで少し目隠しされているタイプです。

オープンな雰囲気を保ちつつ、料理の手元やキッチン内の繁雑な部分を隠すことができます。

煙やにおいの問題もある程度解決できます。


・オープンタイプ

キッチンとダイニングを完全に一体化したタイプ。

調理から配膳への作業動線が短く、作業しやすく、家族のコミュニケーションも取りやすいです。

キッチン内部がよく見えますから、片付けが苦手という人には合わないかもしれません。


あなたもこの3つのタイプをまず理解してください。

そして、広さや、使い勝手を考えて次の3つのレイアウトを組み合わせてください。

そうすれば、一層使いやすいキッチンになります。


・壁付型

キッチンセット全体を壁面に設置。

窓に面して設置できるので、光や風を感じながら快適に作業できるのがいいところです。

でも、家族の方を向いて作業はできません。


・ペニンシュラ型

あまり聞きなれない言葉かもしれませんね。

キッチンセットの一部を壁面に付け、壁面に接していない部分を「半島:のように部屋を

突き出せる形。

キッチンに立つ人とリビング・ダイニングにいる人とがコミュニケーションできるのが特徴です。


・アイランド型

キッチンセットを完全に壁から切り離して「島」のように設置。

キッチンを囲むように作業ができるのが特徴で、家族でワイワイ調理や片づけができます。

また、ホームパーティを行ったり、自宅で料理教室を開くこともできますね。

色々なスタイルとレイアウトを紹介しました。

あなたも自身が使いやすい、そして収納も合わせて考えてください。

そうすれば、理想のキッチンになります。


あなたの家の吊り戸棚やシンク下の収納スペースを思い浮かべてください。

せっかく買った、高価な圧力鍋やホームベーカリー。

フードプロセッサー、ハンドミキサーなど。

しまう場所が無く、押し込まれていませんか?

取り出しにくいため、だんだんと使わなくなり、今では出番がまったくない。

などという事はありませんか?

それから、専用の食品庫を作ったのに、うまく活用できていないっていう人が結構多いんです。

また、専用スペースを作らなかったため、あちこちの隙間にしまい込み、結局忘れてしまう。

気づいたときには、もうとっくに賞味期限切れ。

あなたもこんなことありませんか?


これらの例は、どちらも結局使わなくなったり、使えなくなったり。

つまり”ゴミ・不用品”となってしまったということですよね。

お金もスペースももったいない。

要らないものをしまっておくくらいなら、なくしてしまうか、

最初にちょっと費用がかかっても、使いやすいものにした方がいいですね。


【洗濯】

洗濯は、洗濯機を回すだけではありません。

脱いだ後の服などを洗濯前に仕分けしたり、下洗いをする場合もあるでしょう。

また、洗濯機は使わずに手洗いする場合もあるでしょう。

そして、洗ったら干さなければいけません。(これは乾燥機の場合も)

洗濯物が乾いたら取り込んで、畳んだり、アイロンをかけなければいけません。


ですから、作業の順序や、物干しへの動線をよく考えてください。

まず、洗濯機回りに洗濯物を入れておくスペースを確保することです。

なお、ランドリーボックス用のスペースがついた洗面化粧台もあります。

また、洗濯には細かな備品が必要です。

洗剤類とそれらのストック、洗濯ばさみやハンガー、洗濯ブラシやネット。

これらの物が使いたいときにすぐ取り出せること。

そして、すぐ片付けられるような収納があればストレスを感じずにすみますよね。


汚れ物が多く下洗いが多い家庭は思い切って洗濯用流しを設置することができます。

また、洗面化粧台のボウルを大型にするというのもいいでしょう。


洗濯物の仕分けやたたむスペースもあると便利です。

アイロン掛けのスペースにもなります。

そんなスペースが取れないときは、折りたたみ式のカウンターなんかどうでしょう?


洗濯機を置く場所は多くの場合、洗面所。

お風呂の脱衣所を兼ねているので浴室とつながっています。

浴室からの湿気対策のためにも風通しや換気システムの検討をしてください。

家事を快適に行えるような環境作りも忘れてはいけません。


【家事からちょっとそれますか】

洗濯機置き場、洗面所、脱衣所。

これらが1ヵ所のスペースとなっている場合が多いと話しました。

ここは、家族全員が毎日必ず使う場所です。

洗濯、化粧、脱衣、家事など、さまざまな機能が必要なスペースなんです。

しかも限られたスペースに、この機能を詰め込まなくていけないわけです。

それなのに、良く考えずに床材やクロスを選んでいませんか?

また、なんとなく洗面化粧台をセットし洗濯機を同居させていませんか?


そして、多くの人がストレスを感じている。

あなたもとても残念なことだと思いませんか?


狭くてもちょっとしたアイディアで化粧室、脱衣室、家事室として、

機能を十分に発揮することができるスペースに生まれ変わります。

また、思いきって十分な広さを確保することも考慮してくださいね。


【掃除】

掃除の行き届いた家は、それだけで気分の良いものです。

反対に家が散らかったり汚れたままだと、それだけで気持ちもすさんでくる気がします。


ですが、掃除はやっぱり面倒ですよね。

では、掃除が面倒な理由は何でしょう?

間取り、材料と設備選び、掃除道具の収納、これらに問題がありそうですね。


まず間取りですが、デコボコが多いと、やはりそれだけで床掃除しにくいです。

家具の角、段差や溝などですね。

こういうデコボコはホコリがたまりやすいんです。

それから、大きな段差があれば、掃除機を持ち上げなければならないので本当に大変。

あなたも家具の置いていないワンルームを想像してみてください。

掃除機、かけやすそうでしょう?

間取りを四角でシンプルが一番。

そして、ドアや引き戸などはレールの要らないタイプがありますよ。


次に材料と設備選び。

汚れにくく掃除しやすい素材や設備を選ぶなら、あとが楽ですね。


ワックス不要のフローリング

軽くふき取るだけできれいになるコンロ

料理中の油の飛び散りを吸収してくれるタイル

自動でフィルターを掃除してくれるエアコン

スイッチを押すだけで浴槽洗いをしてくれるお風呂

汚れが残りにくい形の便器

傷や汚れが付きにくい加工がされたフローリングやクロスや外壁。

光触媒技術を応用した資材や建材

水周りには、水に強い内装材

いろいろな素材や設備があるんです。


そして、掃除道具の収納。

掃除機って収納に結構なスペースが必要です。

スムーズに出し入れできるかどうかが重要なんです。

それから、モップや洗剤類、バケツなどの置き場を確保しましょう。

汚れに気がついたら、すぐに掃除できる環境作りが大切です。


【最後に、床】

リフォーム全体に言えることですが、床材選びはとても重要です。

・丈夫(キズがつきにくい)

・音が響かない

・水に強い

・掃除がしやすい

・滑りにくい


まだまだ求める事はあるでしょうが、すべてをクリアすることは不可能です。

ですから、冷暖房の方法や、どんな汚れが多く、また掃除する頻度や時間と方法。

生活スタイル(室内履きの有無、床に座るか座らないかなど)。

それから、安全性やメンテナンス性やインテリア性など、この場所にはどんな要素が重要なのか?

ということを考えて、床材を選ぶといいですね。


あなたの家事ストレスは何か?

まずは、ここから考えてください。

面倒だと思っていること、日々、なんだかやりにくいと感じていること。

ささいな事でもたった1つ改善することで、家事ストレスが軽減されます。

そうすれば、今以上に快適な気持ちの良い生活を送ることができるでしょう。

次回は、ペットとの共存の話です。

では、明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

大阪府四條畷市雁屋西町6-1
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2016年1月25日月曜日

環境にやさしいリフォーム

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

(省エネ編)

エコ家電のエコポイントにエコカー減税となんだかエコブーム?ですけれども、

建築業界でもエコに関する減税「省エネ・リフォーム投資型減税制度」が

スタートしたのをご存知ですか?


この制度は、簡単に言うとすべての居室の窓を省エネリフォームすると工事費の10%が所得税から

控除されます。

同時に床・壁・天井の断熱工事を行った場合は、その費用も控除対象額に含めることが出来ます。

(平成11年省エネ基準に適合した窓や建材を使うことが条件)

平成21年4月1日~平成29年12月31日までに工事を完了すること。

工事費が30万円を超える事も条件。(控除対象限度額200万円)

これはローンだけではなく、自己資金でリフォームした場合でも対象になる制度ですので、

ぜひ覚えておいてくださいね。


ちょっと話はそれますが、エコ、エコって私も使ってますが、エコって何でしょう?

調べてみました。

エコロジー(環境)とエコノミカル(経済的)の略。

造語だそうです。

環境と経済は密接な関係があるので、総じてエコというですって。

環境にもお財布にも優しいっていうことですね。


なぜ窓なのか?

最近当たり前になった高気密・高断熱。

性能が良くなった住宅は、冬は37%の熱が窓から逃げていき、夏は53%の熱が窓から侵入している

そうです。

ちょっとピンときませんね。

では、高気密・高断熱の住宅ではない場合はどうなのでしょう?

冬は約50%の熱が窓から逃げていき、

夏は約70%の熱が窓から侵入している、ですって!!


これでは冷暖房効率が悪く、多くのエネルギーを消費するはずですね。

で、まずはこの窓から省エネリフォームを、というわけです。


冷暖房効率が大幅にアップすれば、環境にも経済的にも良いので、確かにエコですよね。

その上、快適に住まえるんですから、魅力的です。


その上、窓だけではなく壁にも床にも天井にも、断熱材などを使って住宅自体の機密性を高めれば、

家の中の温度が一定となり、冬は暖かく、夏は涼しく過ごすことができ、

ランニングコストがもっと抑えられるっていうことですね。


家の中の温度差


温度差を普段体感するのは、

冷房の効いた室内と暑い屋外との急な温度差。

暖房の効いた室内と寒い屋外との急な温度差。

「別になんともないけど・・・」っていう人もいるかもしれませんが、実はさまざまなストレスを体に

与えています。

急激な温度変化についていけず、まず自律神経の働きが乱れがちに。

自律神経は体温調節だけではなく、さまざまな体の器官の働きをコントロールする働きがありますから

いろいろなトラブルが起こってきます。


例えば、頭痛、肩こり、めまい、倦怠感、食欲不振。

夏は湿度の高さもプラスされ”夏バテ”に、冬は湿度が低いぶん影響は少ないですが、

やはり体調不良をうったえる人も多いんです。

また、自律神経の働きが乱れるとホルモンバランスにも影響が出てくるので、

女性にとっては深刻なトラブルのきっかけにもなるのです。


温度差って結構怖いということがおわかりいただけたでしょうか?

では、家の中での温度差についてお話しますね。

夏は、リビングは冷房が効いてるけど、キッチンは屋外と同じくらい蒸し暑い。

冬はリビングは暖房でポカポカ汗が出るくらいだけど、トイレや脱衣所は冷え込んでいる。

こんなお宅は割りと多いんじゃないでしょうか?

同じ家の中なのに結構な温度差ですよね。

急に寒い場所に行くと血圧は簡単に10mmHG以上上がるそうで、若い健康な人ならともかく、

高齢者にとっては耐えられない危険な血圧変化です。

これはヒートショックと呼ばれ、脳卒中・心臓病・風邪などの発症原因になっています。


それから同じ室内でも上下で温度差ができるんです。

上は暖かく、足元は寒い。

体への影響はもちろんでしょうが、何より快適ではありませんよね。


そして、住まいにも悪影響を及ぼしているんです。

暖房でも冷房でも室内外の温度差が大きいと結露やカビ、ダニの原因をつくり、

あなたもあなたの住まいも健康を脅かすされているのです。


省エネ住宅で健康に

このように温度差のない高気密・高断熱の家の話をすると、

「そんな住まいに住むと人間はひ弱になる」

などと言われることが多々あります。

そうでしょうか?

冬は雪が降るような寒い日、夏はクラクラするような日差しが照りつく暑い日が続きますね。

それを解消するために多くの人が部屋中にエアコンなど設置するわけです。

冷房のしすぎは人の発汗作用を奪い生理機能を狂わし、暖房による過乾燥はのどを痛め風邪などの

細菌の繁殖を助長します。

それは住まいの木材などにとっても過酷な環境です。

柱や梁、建具などがくるい、クロス壁の亀裂などのトラブルを起す原因ともなります。


住まいは冷暖房器具になるべく頼らない、自然な状態で暮らせる住まいが理想で健康的では

ないのでしょうか?

あなたも、住まいも健康になる、それが省エネ住宅なのです。


高気密・高断熱の難しさ

温度差をなくすには、断熱性能と機密性能を向上させるのですが・・・

これが難しい。

まず断熱性にかかわる断熱材。

壁や天井の仕上げに隠れていますから、性能を的確に知ることは出来ないんです。

また断熱性も気密性も、床・壁・天井・開口部などのバランスが重要・

部分的に性能を向上させても、十分な効果が期待できないだけか、かえって結露が

おこりやすくなってしまいます。

施工方法や施工知識のない業者が多いことも事実です。

法律などで断熱工事の基準が定められているわけでないので、安易な断熱リフォームは

住まいの劣化につながることもあるので慎重にしましょう・


高気密・高断熱以外の省エネリフォームとは?

・自然を利用する

まず太陽エネルギーです。

太陽の光エネルギーを直接電気に変える太陽光発電。

太陽の熱エネルギーを給湯や冷暖房に使う太陽熱を利用。

太陽エネルギーは無償で手に入り、環境にもやさしい素晴らしいエネルギーです。


あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、地熱エネルギーというものもあります。

地中5~6メートルには1年を通して17度前後と安定した、

夏も冬も利用可能な地熱エネルギーが無限にあります。


例えばこんな経験はありませんか?

井戸水を触ると、夏は冷たく、冬は暖かく感じます。

井戸水も地中と同じ、1年中17度前後なのです。

気温が変わるのでそのように感じられるんですね。

夏は30~35度にもなる外気を地熱改修装置に送り、地中温度を利用して冷やし、

住宅に涼しい空気を提供します。

冬はその逆。


地熱エネルギーの特徴は、クリーンであること。

地面の熱を利用しているので燃料がいらないこと。

安定していること。

この3点で、これから活用が期待されているエネルギーなんです・


それから、風の力を利用して電気を起す風力発電。

太陽の恵みを受けた植物をさまざまな燃料に変えて利用するバイオマス燃料製造。

などがあります。


忘れてはいけない自然エネルギーはまだありますよ。

大がかりな設備やシステムだけではありません。

太陽。

天窓や高窓を設け明かりとりにすることで、暖かく過ごすことができたり、電灯をつける時間が

減ります。

風。

住まいの中に「風の通り道」作るだけで、換気の効率がアップ、夏涼しく過ごせます。

緑。

例えば、家の南側に落葉樹を植えます。

それだけで、夏は木陰による涼風の確保、冬は暖かい太陽光の確保ができますね。

そして雨水。

”雨水タンク”って聞いたことはありませんか?

割と安価で簡単に設置でき、植物への散水などに利用できます。


自然エネルギーではエアコンなどのように温度設定などはできません。

強力な暖かさや涼しさも得られないかもしれません。

ですが自然の力を利用し、なるべく機械に頼らない暮らしは、

自然と共存し地球環境にもやさしい健康的な住まい方ではないでしょうか?


(健康生活編)

生活環境を見つめる

毎日忙しく暮らす私たちによっと、生活環境という目に見えないことにはあまり関心が

ないかもしれません。

しかし、ぜんそくやアトピー性皮膚炎、原因不明の頭痛や慢性疲労などのさまざまな不調、無気力

やイライラ。

これらの原因はもしかしたら生活環境が汚染されていることにあるとしたら?

シックハウス症候群という言葉をよく耳にしますね。

建築資材、家具、日用品から発生する化学物質が原因となり様々な体調不良を引き起こします。

見た目やデザイン、耐久性は良いけれど、化学物質や殺虫剤、防腐剤などが建材や内装材に

多く含まれていることがあるんです。

私たちの生活環境は目に見えない化学物質で汚染されているんですよ。


2000年に国土交通省が全国調査を実施したところ、27.3%の住宅でホルムアルデヒド濃度が

国の指針値を超えていました。

4件に1件はシックハウスになってもおかしくないということですね。


今、あなたの周りに自然素材の物はどれくらいあるでしょう?

フローリングは無垢剤ですか?

壁は?

柱は?

テーブルは?

本棚は?

意外と少ないでしょ


シックハウス症候群は個人差が大きく、誰でも突然なってしまう可能性があるのです。

今原因不明の体調不良を感じている方はもちろん、今は健康で何も問題はない方も、

リフォームの際には、化学物質が含まれていない自然素材でリフォームをおすすめします。


自然素材

自然という言葉から何をイメージしますか?

山や高原などの木々や草花、土、海や川など水辺を思い浮かべる人もいるかもしれません。

どちらも空気のビタミンともいわれるマイナスイオンが大量に発生されている場所です。

マイナスイオンは空気中の有害物質を取り除き、空気を清浄化する作用があると言われていま

す。


そんな自然界に存在するものを原料に、なるべく手を加えず製品とした、

人にとって無害の状態であるものを自然素材といいます。

化学物質の発散が少なく、私たちに安らぎや癒しを与えてくれるすばらしい素材ですね。


自然素材のよさはたくさんあります。


シックハウス症候群などの原因物質の発散が少ないこと。

安らぎや癒しを与えてくれること。

そして、メンテナンスがしやすいこと。

身近な素材ですから素材の再調達も比較的簡単です。


廃棄する場合には、土に戻すことができること。

住宅にも寿命がありますね。

環境にやさしい素材なんです。

そして、調湿作用や消臭効果があること(ないものもありますが)


誰でも快適な住宅で安心して生活したいと思っているはずです。

地球温暖化や大気汚染などの深刻化によって私たちは子供達と未来のためにも

地球にやさしい生活を送ることは重要だと思いませんか?


http:/www.ie-erabi.com/trend/trend07-3.html

自然素材の落とし穴

なんだか自然素材の良いところばかりを書いてしまったようですので、自然素材にも欠点があるこ

とをお伝えしておきます。

自然素材の最大の特徴は呼吸することですね。

最近脚光を浴びている珪藻土。

確かにホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着する性能の高さは素晴らしいです。

でも「吸着する」ということは、「放散する」という危険性もあります。

例えば温度が高くなったとき。

温度が高くなると、有害物質の発散は活発になります。


珪藻土は、そのままでは壁に塗ってもすぐにパラパラと落ちてしまいますから

壁に塗るために、樹脂や溶剤を混ぜることが必要になります。

この樹脂や溶剤が曲者で、有害物質を発生する可能性がある材料かもしれません。

(ただし、この樹脂や溶剤のない珪藻土を選ぶことが、最も重要です。その点を考えた製品があり

ます。確認して採用ください。)

つまり、有害物質を発生しつつ吸着している・・・

相反することを行っている状態ですね。


無垢剤は室内の湿気が多いときには湿気を吸収してくれます。

湿気が少なくなると放出するわけです。

つまり、湿気が多い時には水分を吸収した分膨張し隙間がなくなり、

反対に湿気が少ない時には水分を放出した分縮んで隙間が大きくなるのです。


では、あなたの不満をチェックしてみましょう。

【こんなストレス感じてませんか?】


□ リビングや玄関、トイレ、脱衣所との温度差をなくしたい

□ キッチンが暗く寒い

□ リビングの日当たりが悪く寒い

□ トイレが暗く寒い

□ 玄関が冷える

□ 浴室や脱衣所がとても冷える

□ 浴室の床や壁、天井に取れないカビがあって汚い

□ お風呂と洗面所の湿気がひどい

□ 暖房がついているのに窓に近づくとヒンヤリする

□ 冷暖房の効きが悪い気がする

□ 電気代がとても高い

□ 窓から隙間風が入ってくる

□ 冬、暖房を止めるとすぐに家の中が寒くなる

□ 暖房していない部屋から冷機が入って気になる

□ 風通しが悪く空気がよどんでいる気がする(ジメジメしている)

□ 結露がひどく、窓枠などが黒ずんでいる

それでは、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

大阪府四條畷市雁屋西町6-1
TEL 072-863-0012 FAX 072-863-1256
【WEB】 <http://www.taiyo-ecohouse.com/>
【MAIL】<contact@taiyo-ecohouse.com>



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2016年1月24日日曜日

地震大国

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

日本は頻繁に地震の起こる”地震大国”。

震災は災害の中でも予測がつきにくく、ひとたび大地震が起こるとその被害は甚大です。

阪神淡路大震災では10万棟を超える住宅が倒れ、それが原因で5千人をこえる方が亡くなりました。

犠牲者の8割以上が家屋の倒壊等による圧死が原因だったのです。

特に、1971年以前に建てられた住宅は、発生から20秒で70%が倒壊したとされています。

耐震設計基準が大幅に改正された1981年以降に建てられた建物は、わずか0.2%しか

倒れませんでした。



地震への不安につけこんで・・・

誰もが持っている地震への不安につけこんで、工学であまり効果の無い耐震リフォームを無理やり

すすめる詐欺まがいの手口があるんです。


特徴は・・・

いきなり訪問してくることが多いですね。

そしてきちんとした耐震診断もなく、あなたの家がいかに危険かを、わざと専門用語を使って

説明します。

とにかく不安をあおった後、契約をやたら急がせ、工事をおこなってしまう。

これは不安商法と呼ばれる悪徳商法ですね。


このような不安商法での耐震工事の中には、ほとん効果が無い金物を大量に取り付けられていた。

基礎の補強を行ったが通風口も塞がれ床下換気ができなくなっていた。

壁の補強がかたよっていたため、地震時かえってねじれがおきやすくなってしまった。

このようなケースも少なくありません。


正しい耐震診断とふさわしい耐震工事を倒れる、倒れないなどという安易な話ではなく、

家のどこの部分がどのくらい弱いかを理解し、備える気持ちを持つという意味で

まずは耐震診断を受けることです。

そして、正しい診断がなによりも重要です。


まず、耐震診断を受けるには、市町村の役所にある相談窓口や地域の建築士会や

建築士事務所協会などで専門家を紹介してもらいましょう。


専門家が行う診断は、一般診断法と精密診断法の2種類ですが、

一般的な木造住宅であれば、一般診断法で十分です。

評価は4段階に分かれ、数値で表されます。

この数値がより小さい方が耐震性がなく、危険であるということ。

地震による被害の大きさは、震源地の深度や距離、時間、揺れ方など一様でないのですが、

この診断法で「倒壊しない」と評価された場合。

だいたい関東大震災なみの震度6強の地震がおきても、建物が潰れてしまわないレベルと

考えてよいでしょう。

この評価の第一の機銃は「生命の安全」です。

倒壊はしなくても、タイルにひびが入るなど、建物に被害が出る可能性がありますよ。

「倒壊する」は、人名が奪われるほど建物が破壊されてしまう状態を指します。


まず、耐震診断で住まいの問題点を知ること。

そしてその診断の評価を元に、改修工事が必要であれば計画を立てて工事を行わなくては

いけません。


耐震診断の公的な補助

耐震診断や、耐震診断結果をもとに行われる耐震工事には、公的な補助が可能な場合が多いので、

あなたのお住まいの地域で、自治体からどんな補助があるのかを調べてみましょう。


耐震リフォーム減税

平成21年4月から新しい住宅リフォーム減税がスタートしたのをご存知ですか?

新制度では、自己資金による「耐震リフォーム」「省エネリフォーム」「バリアフリーリフォーム」でも

減税や補助・融資が適用されることになりました。

今までは「省エネ」「バリアフリー」については、ローンを利用しないでリフォームをした場合は

適用されませんでしたから、支援の手が広がり、さらにお得に。

リフォームがより身近になりますね。


老朽化した建物

1981年に建築基準法が改正され、耐震基準が強化されたことから、耐震リフォームを行うのは

築20年を超える住宅が多いと思われます。

その場合、構造上の改修も十分考慮しながら、安全で快適に過ごせるリフォームを考えましょう。


老朽化と言っても築年数が古いというだけではありません。

土台や柱が腐ったり、

シロアリ被害にあっていたり、

頻繁に雨漏りがしているなど、

強度に不安のある建物も、ぜひ耐震診断を受けましょう。


では、あなたの不満をチェックしてみましょう。

【こんなストレス感じてませんか?】

□ 耐震基準を満たしていない可能性があると言われる平成12年度以前の建物なので心配

□ 基礎に亀裂があり不安

□ 大雨が降ると床下が浸水するので心配

□ 羽アリを度々見かける

□ 家廻りの地盤に段差があるようだ

□ 外壁が色あせたり、黒ずんだりしていて恥ずかしい

□ 外壁のひび割れが目立ってきた

□ ドアが締まりにくい

□ ドアが開けにくい

□ ドアが勝手に開閉する

□ 台風や弱い地震でも家が大きく揺れる気がする

□ 室内の床が傾いている

□ 床のきしみがひどい

□ 室内の壁にひび割れがある

□ 浴室のタイルにひび割れがある

□ 壁の量が少なく、窓や開口部が多い気がする


それでは、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

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2016年1月23日土曜日

快適に暮らすために(防犯編)

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

昨日は防火編についてお話しました。

今日は、より快適に過ごすために防犯についてお話します

(防犯編)

自分だけは大丈夫?


私が子供の頃は、家族が全員外出するときにしか玄関の鍵を閉めませんでした。

(誰か家にいれば窓はもちろん、玄関も開けっぱなし)

外出時に戸締りした後、鍵は玄関先の牛乳箱の下だったり(笑)。

夏なんて朝まで窓を全開で平気で寝ていました。

それだけ治安が良かったということでしょうか?


ですが、日本の安全神話は、今は昔。

犯罪発生率が増加しているのか、減少しているのかは色々な意見があるようですが、

住宅侵入盗だけで見ると、件数自体は減少しているんですね。

では安心なのか?

と言うとそうではありません。

侵入盗というのは、建物に侵入し他人の財産を盗んでくる犯罪のこと。

人に危害を加えない、住人を脅す、ケガを負わせるで、犯罪の名称が変わってきます。


侵入盗の数は減っているけれど、在宅時の侵入の割合は増えているんです。

つまり、住人が居たとしても無理やり侵入する。

住人に見つかってしまったため住人を縛り上げて逃走する。

そんな「強盗」は減ってないんです。

そして、家族の命が危うくなる恐ろしいケースもニュースで目にしますよね。


また、近年、泥棒の手口も多様化・複雑化してきて、従来の方法だけでは対応が難しくなっています。

あなたも「自分だけは大丈夫!」

と何の根拠もなく思っていませんか?

いつ自分の家が、家族の命が、被害に遭わないとも限りません。

「もしかしたら、自分の家を泥棒が狙っているかもしれない。」

こう考えてみてください。

大切な家族の命や財産を守るために、住まいの防犯対策を見直してみませんか?


まずは、住まいのどこが狙われやすいのか、どうすれば狙われにくいのか。

そして運悪く、もし狙われた場合、どうすれば侵入を防ぐことができるのか。

そんな事を知った上で、防犯リフォームを計画していきましょう。


どんな家を狙っているのでしょうか?

一般的に空き巣の犯行時間は、侵入作業に3分・物色で5分だとか。

これだけの短時間ですべてを終えるには、それなりの情報収集が必要でしょう。

では、泥棒はいえのどんな所を観察しているのでしょうか?


・留守の時間帯を確認

カーテンや雨戸、照明など室内を観察する。

セールスマンのふりをしてインターホンや電話を鳴らす。

郵便受けをチェックする。


こんな方法で留守の時間帯を調べているんです。

以前”表札やポストに、意味のわからない字が書いてあったり、

シールがいつの間にか貼られていたりするが何だろうか?”

というのが話題になったことがあります。

実はこれが悪徳セールス業者や泥棒たちの暗号でその家の情報を表していました。

(家族構成や留守の時間、契約済みなど)


すっかり有名になってしまったので、もうその暗号は使われていないかもしれませんが、

一応あなたの家の表札、確認してみてください。


空き巣被害状況で多い時間帯はやはり深夜2時~4時に集中しています。
しかしそれ以外の時間帯でもまったくないというわけではありません。

買い物に出る時間、犬の散歩の時間、そんなちょっとした時間も狙われています。

スーツ姿でセールスを装って、作業服姿で点検や工事などを装って、

周囲に怪しまれず堂々と泥棒に入ることもあるので気をつけてください。


そして泥棒の行動派、「侵入経路」「侵入時間」「逃走経路」の3つを軸にしています。

この3つを常に考えて行動しているんです。

狙われるのは豪邸よりも、入りやすく逃げやすい家なんです。


・侵入経路と侵入時間

要は侵入しやすいかどうかの確認ですね。

防犯対策はどの程度しているのか?

例えば防犯装置やシリンダーの確認。

周囲からの見通し、窓の位置と窓の鍵の位置などです。


・逃走経路

人通りの少ない道路に面している、

道路から奥まった所に出入り口がある。

この2つはすぐに思いつく「侵入しやすく逃げやすい」意外ですね。


これから紹介するのはちょっと以外かもしれませんが、実際このような場所が狙われているんです。

駅前など人通りが多い駅前などの近く。

人通りが多いので避けるのではなく、人ごみに紛れ込めば目立たないため逃走経路に

適しているとか。


交通量の多い幹線道路や国道、バイパスなどから1本入った裏通り。

車を使って逃走しやすいですからね。


コンビニやホテル、大きなワンルームマンションの近く。

いろいろな人が常に出入りしますから、不審人物に気付きにくい環境にあるといえます。


公園、駐車場、空き地など誰でも利用できる場所。

留守の時間帯や家族構成を確かめるために、こういった場所から見張っているかもしれませんね。

あなたも気をつけてくださいね。


対策を考える

どんな家が狙われやすいかわかったら、あなたの家でできていない泥棒対策を強化していきます。


・留守を悟られない

連休などで家を空ける場合は、新聞や郵便を止めるのは基本中の基本。

郵便ポストには鍵をつけましょう。

留守番電話の伝言もご丁寧に「○日まで旅行中」なんていうのは厳禁です。

「ただうな手が離せません」「防犯のため留守番電話にしています」

などの長期不在がわかりにくい内容にしましょう。


居間からカーテンを締めている。

洗濯ものが夜になっても干してある。

夕方になっても部屋には電気がつかない。

これは留守にしていることを知らせるようなものです。


また、ちょっとした外出。

ゴミ出し。

犬の散歩。

近くのコンビニに。

こんなときでも必ず全ての鍵を閉めましょうね。


・侵入しにくい家=侵入に時間のかかる家。

侵入に5分以上かかると泥棒は諦めるといわれています。

では、侵入に時間のかかる家にするにはどうしたらよいのでしょうか?


ピッキングやサムターン回しなどの会場手口での空き巣が増えたので、

その後玄関の鍵を交換して防犯に備える家庭が増えました。

ピッキングの方法は雑談やインターネットで方法を簡単に調べることができます。

ピッキング用の工具まで簡単に手に入ってしまいますから怖いですよね。

2個以上の鍵をつけることは、開錠しにくい印象を与える意味でも有効です。


最近はマンションでも窓から侵入してくる事例が増えています。

その手口は単純に大きな音を立てて割るのではなく、

ドライバーを使ったこじ破りやバーナーを使用した焼き破りなど、

ますます巧妙になってきています。

窓への対策としては、割れにくい強化ガラスにする。

内側から補助錠をする、などがありますね。


玄関、窓以外では?

塀が高い、樹木に覆われた家は注意です。

家の中が見えないので泥棒にとっては作業がしやすいと言われています。

塀を低くし、道路から見えるようにする。

それが無理なら、このような人の目につかないようなところには、

人を感知して光るセンサーライトを取り付けることができます。

また、歩くと音がする砂利を敷くと、泥棒は嫌がります。


こんな風に少しずつでも防犯意識を高めることで、

”侵入しにくい家”から、”侵入できない家”に変えていくことができます。


・逃走経路

狙われやすい環境は色々とあるようですが、簡単に引越しできるわけではありません。

ですから、逃走経路へと続く家の裏側には、脚立やガーデニング用具など、足場になるようなものを

置かない。


ところで、このような防犯対策。

あなたはどれくらいしていますか?

今のところ多くの世帯で「防犯」にお金をかけていないのが実情です。

そのうち時間ができたら・・・、お金が余裕があるときに・・・、と後回しにせず、

できることから徐々にはじめて、少しでも安心できるようにしたいものですね。


ホームセンターに行けばサッシの防犯性を高める補助錠や窓に張る防犯フィルムが購入できます。

玄関鍵も自分で部品を取り寄せれば、案外安価なものもあります。

それらを自分で取り付けるだけでも安心感が増します。


ただし、防犯性をより高めるのであれば、CPマークのついた建物部品にリフォームすることを

おすすめします。

CPマークとは?

警察庁などがドロボウの手口を分析し、バールなどの侵入工具を使って防犯性能試験を行い、

合格した防犯性能の高い建物部品を「CP建物部品」として認定。

CPマークを付して推奨しています。


リフォームは住まいの安全性を見直す、またとないチャンスです。

ドアや窓、面格子を、色やデザインだけ選ばず、防犯の観点からも考えて選ぶとより安心ですね。


では、あなたの住まいチェックをしてみましょう。

【こんな不安を感じてませんか?】

□ 高い塀やよく茂った植え込みがあって、家の様子が外からまったく見えない

□ 隣の家との建物の距離がせまい

□ 近所に空き巣が入った

□ 近所で放火があった

□ 人通りの少ない道路に面している

□ マンションでベランダが隣とつながっている(板1枚で仕切られているだけ)

□ ベランダの玄関前廊下が外からは見えないようになっている

□ 近所に街灯がほとんどない

□ 勝手口の鍵が貧弱で心配
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快適性と安全性のバランス

防火も防犯も最大の対策は危険な要素を取り除くこと。

あなたの大切な財産と住まい、そして家族の命を守るためには必要なことです。

とはいっても、建材・内装材などは防火対策だけではなく、

インテリア性やシックハウス対策など他にも考えることがあります。

大がかりな防火リフォームや、外構から玄関、窓すべてを防犯リフォームするのは、

費用がかかりすぎるかもしれません。


住まいは安全性だけを考えると、快適性や機能性に欠けることもになりかねないということですね。

まずは現状を把握すること。

そして、快適性を保ちつつ、どうすれば危険を少しでも軽減できるか?

どこが狙われやすいのか?

今すぐ自分でできることは何なのか?

あなたもそこから考えていきましょう。

次回は、耐震性の話です。

では、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

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2016年1月22日金曜日

快適に暮らすために(防火編)

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

毎日の生活を楽しむには、快適に暮らせる家にしなければいけません。

それには、建物の性能を高める事と、理想の生活を求めることです。

今日は、住宅性能を向上させ、より快適にする方法の話です。


(防火編)

あなたは、住まいの防火対策はできていますか?


現在の日本の住宅は、鉄筋コンクリート造り、木造でも簡易耐火建築など、

構造そのものは火に強いものになってきています。

と聞くと、なんだかこれだけで防火対策は万全という気がしますが。


しかし、一旦火災が発生した場合、安全といえるわけではないのが現状です。

近年住宅火災における死者数は急増しているんです。

なぜでしょう?

家の中には様々な火種や可燃物がありますね。

それが火災発生の原因となり、火災の延焼拡大の原因となっているんです。

ですから、内装材、物、家具の配置などを考え、住まいの防火対策をする必要があります。


まず、燃えやすいものが散乱している部屋ではいけません。

それらの収納スペースを確保すること。

そして、迅速に避難するためにも避難路を確保することです。

これは特にリフォームをしなくても大丈夫です。


それは、片付けることです。

火災をさらに広げないよう、迅速に避難できるよう、家具の量や配置を考えてください。

収納スペースが足りないということで、不用意にベランダなどに物置があったりします。

いざという時、避難の妨害につながることもありますから要注意です。


次に、不燃材や難燃材、防火製品を使用すること。

室内にある可燃物の量によって、炎の成長の規模が変わってきます。

火種によって火が可燃物に「着火」、これが第一段階。

着火した火が、酸素の供給などによって「着炎」、炎に成長します。

つまり、「火種」となるものは、ガス・電気・油などです。


例えば、アイロンを使っている途中で忘れて繊維に着火する。

天ぷら鍋を火をかけたまま放置、温度が上がりすぎて着火する。

このように着火した火が、家庭内の可燃物に燃え移り、炎が成長するんですね。


昔の内装材は防火性や難燃性がなく、可燃性の高い建材が多く使用されていました。

壁や天井の下地にベニヤ板を貼って、難燃処理をしていないムクの木材を仕上げに

使っていることもあります。

今の下地材は燃えにくいプラスターボードといわれる石膏ボードが主流です。

リフォームの際は下地ごと張替えがお勧めですね。


それから、電気・ガス製品などの火種となりやすい設備機器は安全性の高いものを使用することです

特に、旧式のストーブ・給湯器は気をつけてください。


「早期発見」と「初期消火」の重要性

最近の住宅は断熱性・防音性・また密閉性により音や匂いが外に漏れにくいんです。

部屋から部屋への火災の広がりを防ぐという大きな効果がある反面、

火災が発生していても気づかないという欠点があります。

住宅火災による死者の訳6割が火災に気づかず逃げ遅れによるもの。

「早期発見」と「初期消火」の重要性がうかがえます。


この状況を防ぐためには、火災報知器やスプリンクラーなどの防火対策が重要になってきます。


最後に、火災の発生原因として見過ごすことができない”放火”について考えましょう。

いくら気をつけていても防ぎきれないものかもしれません。

しかし、調べてみると”放火されやすい家”というのがあるようです。

人通りが少なく、街灯も少ない地域。

新聞受けに郵便物がたまっていたり、玄関回りや庭が雑然としていて可燃物が置き去りにされている

それを放火犯は見逃さないのです。


これって、放火犯だけに言えることではありませんね。

次にお話する侵入犯(特に空き巣など)にも言えることではありませんか?

放火への備えは、実は他の犯罪被害を防ぐこととも大きくかかわっているんです。


消防庁でも放火火災に対する危険度を自分でチェックできる評価シートを作成しています。

防火火災に対する危険度チェック(pdf)
   ↓  ↓  ↓
http://www.fdma.go.jp/html/data/tuchi1701/hokakasai-b.pdf

ぜひ自己診断してみてください。

今日はここまで。

明日は防犯についてお話していきます。

それでは、また明日。

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2016年1月21日木曜日

子どもの独立期に迎える大きな変化とは?

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

子供の独立木に大きな変化を迎えるのが夫婦の関係性です。

これまでも少しずつ変化してきましたが、子供が独立し、退職すればさらに長い時間を共有

することになります。


子供が成長し家を出ると同時に、夫婦の関係もうまくいかないようになる。

なんて悲しいですよね。

あなたがそうならないためにもじっくり見直してみましょう。


この時期のリフォームは2つのポイントがあります。

まず1つは、家事ストレスの軽減に注目してください。


歳をとればとるほど、体力がなくなってきます。

トイレ・洗面所・浴室・キッチンなどの水回りの位置関係や、設備によって大変さはまったく違いま

す。

また、汚れのつきにくい素材にすることも、家事ストレスの軽減につながります。


2つめのポイントは、夫婦の距離感です。

夫婦で過ごす時間が増えるからこそ重要な問題になってきます。

夫婦共有の部屋というと多くの場合、寝室ではないでしょうか?

ふうふうの寝室についてのデータを見てください。

20代では夫婦別室は10%

30代では17%

40代では23%

50代では31%

年齢が上がるにつれて夫婦別室が増えていますがそれでも3割です。

ですから、寝室は夫婦同じ部屋という方が多いですね。


新婚当時と定年を迎える頃とでは、夫婦の関係性も変わってくるはずです。

ですが、家族の成長とともに広さや構造などを見直し、リフォームしても、

その際、夫婦の寝室も見直すという人があまりいないのはなぜでしょう?

夫婦の距離感を考えるなら、まず寝室を見直してみましょう。


あなたは、こんな不満はありませんか?

・ずっとダブルベッドで寝ているが、本当は寝る前にベッドで読書をしたい。

 しかし、夫はすぐ眠りたいので我慢している。

・夫は暑がり、妻は寒がり。

 夏はエアコンの温度設定でいつも揉めている。

・夫のいびきが気になる。


と書くと、なんだか夫婦別室を勧めているようですがそうではありません。

新婚当時からダブルベッドで寝ている。

子供が小さい頃にお母さんと子供が一緒に寝て、お父さんは和室で、それ以来別室のまま。

このどちらにも問題があります。

子供の独立や定年を迎えることをきっかけに、これから夫婦二人で快適に暮らすための

寝室プランを見直しましょう。


「ほどよい距離感」

これがキーワードです。

プライバシーを保つことができ、尚且つお互いの気配を感じられるような寝室。

例えば、ワンルームに2つのシングルベッド。

2つのシングルベッドの間には間仕切りのような扉。

普段はオープンにしている。

しかし、

好きなテレビを見たい。

読書をしたい。

喧嘩をした。

そんな時は、扉を閉めるというのはどうでしょう?


考えなければいけないのは、寝室だけではありません。

例えば、仕事一筋そして無趣味だった夫が定年後1日中家でゴロゴロ。

そんな場合、妻は大きなストレスを感じ、ウツや情緒障害を引き起こすことがあるようです。

”主人在宅ストレス症候群”という病気があります。

家族のために外で一生懸命働いてきたこと。

家族のために家庭を一生懸命守ってきたこと。

それが病気を引き起こし、最悪の場合別居しなければならなくなるなんて悲しいですね。

病気とまではいかなくても、お互いに自由な時間ができたのに、それがストレスになる。

なんていうことを防ぐためにも、あなたも夫婦の距離感を見直してください。


お互いが好きなことをして過ごす部屋、一緒に楽しい時間を共にする部屋を考えてみませんか?

子供が独立しているのですから部屋は余っていますよね。

そのスペースを使って、書斎やアトリエなど趣味の部屋にするのも良し。

友人・知人を気軽に呼べるようにリビングやダイニングを広くするのも良し。

キッチンは、孤立せず常に夫婦でコミュニケーションがとれるような対面式にする。

坪庭をつくって入浴中に眺められるようにするなど。

ちょっとした工夫で豊かなセカンドライフを楽しめる住まいになるはずですよ。


※ここで、趣味室や書斎のプランニングのアドバイスを、

まず、そこで何をするのかを明確にすることです。

・例えば、大切なコレクションを飾って眺めたい。

→それなら飾るスペースが重要ですね。


・何かを作るのが趣味。

→道具を置けるスペースや作業できる場所が必要です。

この場合、道具のサイズに合わせた家具をオーダーすると機能的で快適ですね。


二世帯住宅の場合も考えておかなければいけませんね。

二世帯住宅とは、親の世帯・子供の世帯、ふたつの世帯がひとう屋根の下で暮らすために考慮し

た家のことです。

生活スタイルの異なる世帯が同じ住宅に住むことになります。

ですから、それぞれの世帯のライフスタイルやそれぞれの性格に合わせたリフォームプランを

考えましょう。


※注意点は

・計画において中途半端な妥協をしない事

両世帯同時の打ち合わせだけでは本音が言えない場合もあります。


・将来親世帯がいなくなった時の事も考慮しておく事

スペースと税金のロス

立て替え・貸しやすい・売りやすい・などを考慮



・プライバシーとコミュニケーションについてよく話し合う事

間取りと防音対策

そして高齢期のリフォーム。

日本は世界一の長寿国。

長い人生を安心して楽しむには、住まいの充実が不可欠です。

歳をとると個人差はあるものの、足腰など、身体機能の衰えを感じるものです。

若い時には何でもなかった段差や狭さが苦になったら、リフォームを考えてみませんか?


あまり歳をとりすぎてからリフォームすると新しい環境に順応するのに時間がかかります。

自分の要望、内容、仕上がり、費用などすべてを納得してリフォームを行うためには、

少しぐらい早い方が良いのかもしれませんね・


つま先が引っかかるくらいの段差の解消

廊下や階段の足元灯の設置

階段やトイレ、浴室の手すりの設置

キッチンは座って調理できる形に廊下や出入り口などの巾を広くするなど

本格的な身体機能の衰えに備えてリフォームしましょう。


寝たきりへとつながる、思わぬ住宅内事故を未然に防ぐこともできます。

また、介護が必要になったとき、介護者の介護負担を軽減することにもつながります。


温度差をなくしましょう。

高齢期のリフォームというと今話したバリアフリーだけが注目されがちですが、

あなたにもう1つ考えてほしい事があります。


日本では脱衣所や浴室の寒さなど、温度差から起こる死亡事故が

年間1万人を超えているそうです。

気候が温暖な沖縄などでの地域では脱衣所や浴室での死亡事故が少ないことから

住まいの温度差が原因であると言われています。

確かにリビングは暖房されポカポカしているのに、廊下や脱衣所、トイレはとても寒いという住宅は

多いですね。


高齢になると温度差を感じにくくなったり、寒さに対する反応が遅くなってしまうのに、

体は冷えに弱くなっているということが大問題なんです。

高齢者でなくても人の体は著しい温度差を調節する事が苦手です。

暖かい部屋と冷え切った脱衣所や浴室、そして浴槽の暑いお湯などの温度差が問題なんです。

何度も激しい血圧の変動を起こし、心筋梗塞や脳内出血、くも膜下出血を発生させる

引き金になると言われているのですから怖いですね。


”より快適に 性能向上3 エコリフォーム”でもお話する、省エネ編にも注目してください。

窓のリフォームだけでも、冷暖房効率は大幅にアップしますよ。


あなたも健康を脅かす住まいの温度差をなくすリフォームも考えてみませんか?


介護保険制度

実際に介護が必要になってからのリフォームの話です。


2000年4月からはじまった介護保険制度では、住宅のバリアフリー化を推進するために、

住宅改修費が20万円を限度に支給されるようになりました。


※適用されるリフォームは以下の6項目


手すりの取り付け(トイレ・浴室・廊下・玄関など)

床段差の解消(トイレ・浴室・廊下・玄関など)

すべり防止や移動を円滑にするための床材の取り替え

ドアを引き戸などにする

洋式トイレにする

以上の工事を行うために、必要とされるその他の工事

メーカーによって介護保険の適用商品などもあるので、リフォーム前にきちんと確認しておくことが

大切ですよ。

介護保険からサービスを受けるためには、介護認定が必要になります。

介護認定を受けるためには、介護を受ける本人か、家族が各自治体の介護保険課に申請し、

何段階かの審査ののち介護認定が出されます。


介護をするにあたって、最も回収が必要となるのは、トイレや浴室など水回りです。

手すりの設置はもちろん、間口を広くする、段差を無くすなどが中心です。


私は足を骨折し、車いすや松葉杖での生活を送った経験がありますが、そのとき驚いたことが

たくさんあります。

まず、手すりなんですが、ただあれば良いっていうわけじゃない事。

看護師の方や介護士の方に聞くと、体の不自由な部分によって、必要な手すりの場所が微妙に

違うとか。

私の家は一応バリアフリー設計で、浴室やトイレに手すりが付いてるのですが、

浴室の手すりはほとんど役に立たなかったのです。


それから最近は大型の店舗や施設では必ずある、身障者用のトイレ。

間口は広く段差もなく手すりも設置されています。

しかし、手を洗ったあと乾かそうと温風乾燥機を探すと・・・離れた場所に!

これでは手が濡れたまま車いすを動かしたり、松葉杖を持ったりしなくてはいけません。

健康ならたった2歩程度ですが、身体が不自由な時は2歩でも大変案です。


最後にスロープ

どこにもバリアフリー化が進んでいますから、一応バリアフリーにしました。

というように狭いスペースに無理やりスロープを作っている所が結構多いんです。


最後にスロープ。

どこもバリアフリー化が進んでいますから、一応バリアフリーにしました。

というように狭いスペースに無理やりスロープを作っている所が結構多いんです。

これだと、滑り台みたいですよ。

怖くて一人では通れません。


ですから、介護のことあまり良く知らないのに、とりあえず段差をなくせばよい。

とりあえず手すりを付ければよい。

と、工事をしてしまう業者さんでは、後から困ることになります。


ぜひ、介護のためのリフォーム工事実績を持つ業者さんと話合ってください。

介護される本人も、介護する家族も、幸せに暮らせるような、家族のつながりをより深めてくれるよ

うなそんなリフォームをしてくださいね。


妥協のないリフォームを。

築いてきた人生の実りを心ゆくまで味わうために、第二の人生を有意義なものにするための

リフォームです。

夫婦それぞれの満足度が高まるよう、じっくりと話し合いを重ねることが大切です。

また、その夢を実現してくれる業者を選ぶことも重要なポイントですね。

話し合いの中で会社の得意分野や対応などを見極め、身体の衰えばかりに注目し過ぎない。

でも妥協のなりリフォームを実現してください。

そして豊かなセカンドライフを楽しんでくださいね。


では、あなたの不満をチェックしてみましょう。


【こんなストレスを感じていませんか?】

□ 子供部屋が物置になっていて活用できない

□ 家具と部屋の内装がチグハグで落ち着かない

□ 自分の趣味に没頭できる空間がない

□ 庭が狭くガーデニング等ができないので嫌

□ 日当たりが悪いのでガーデニングが出来ない

□ 楽器の練習をしたいが防音が気になってできない

□ 必要な場所にコンセントがなく不便

□ 浴槽が小さい、ゆったりと足を伸ばして入りたい

□ キッチンやリビングが狭くホームパーティがしたくてもできない

□ リビングの日当たりが悪く、暗くて寒い

□ 腰が痛くて階段の上り下りが大変になり、2階にはほとんど行けない

□ 階段が狭く暗く危ない

□ 廊下が狭くて暗い

□ 寝室からトイレが遠く不便

□ 浴槽への出入りが大変

□ 家の中に段差が多く危ない

    ・
    ・
    ・
    ・
今日は、セカンドライフについての話でした。

次回は、性能を向上させより快適に暮らすというテーマでお送りします。

では、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

大阪府四條畷市雁屋西町6-1
TEL 072-863-0012 FAX 072-863-1256
【WEB】 <http://www.taiyo-ecohouse.com/>
【MAIL】<contact@taiyo-ecohouse.com>

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2016年1月20日水曜日

家族のライフサイクル

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

今日は、家族のライフサイクルによってどのようなリフォームが必要になるか?

具体的に考えていきましょう。


ふうふう二人だけの時期は、部屋数や収納スペースが少なくても不満はなかったかもしれません。

しかし、家族が増えるにつれ、収納・部屋数・子育て中に感じる家への不満を感じてきます。

また、子供の成長段階ごとに家に求める役割は違ってくるものです・

そのことを考慮して計画すると、より家族が仲良く、快適な生活をおくることができるはずです。

幼児期の過ごし方、小学校入学の頃からは勉強スペースの確保、思春期には子供との関わり方など

子供の成長は、家族や住まいのあり方に大きく影響するでしょう。


ところで、家は誰のものでしょうか?

いずれ子供は自立して家を出て行くわけですから、家は親のものです。

ですから、親の部屋の一部を子供に使わせる、そんな感覚でいいんです。

それを忘れないでくださいね。

立派な子供部屋を作ったものの、10数年で納戸になるとしたら、実にもったいないですね。

ですから子供の部屋は、成長やライフステージに合わせてフレキシブルな作りにすることです。


例えば、子供が自分専用の部屋が欲しいといった場合。

わざわざ子供部屋を作るのではなく、家族の衣類がしまってあるタンスが置いている部屋を与える。

当然親は、衣類を取るためには毎日その部屋に出入りしますね。

また、子供部屋を通らなければ目的の部屋に行けないという間取りにしている家庭もあります。

機能性を重視した快適な子供部屋ではありませんが、案外これで十分なんです・


密室化をさけ、家族との接点を持つという点でも、(子供は最初は嫌がるかもしれませんが)

子供の人間形成にとってはとても重要なことになるかもしれません。


快適性ばかりを求めず、あえて不便にすることで貴重なものを得られることもあります。


乳幼児期から小学校低学年

住まいは家族の思い出を育み、趣味や価値観を共にするものです。

子供がどんな時期にはどういう住まいを用意するのか。

住まいはあなたの家族間や教育観を表すのです。


では、この大事な時期、求められるのはいったい何でしょうか?

収納やインテリアではありませんよね。

子供同士の交わり。

土や生き物と触れ合うこと。

外で元気に遊ぶこと。

そして、家族との親密なコミュニケーションが不可欠ではないでしょうか。

たとえ小さな庭でも土を踏みしめたり、コンクリートではなく木に囲まれて生活することで

自然を肌に感じることができるでしょう。


乳幼児と同じ目線で部屋を見渡してください。

危険な電化製品。

電気コードやコンセント。

テーブルなど家具の脚。

邪魔なもの、危険なものがいっぱいですよ。

好奇心旺盛な子供は、大人には思いつかないような色々な遊びを自ら造り出します。

だから、安心して遊びに熱中できる空間が必要ですね。


家族の団らんを大切にし、家族の絆を育む工夫をすることも重要です。

家族が自然と集まる場所、寄り添える場所といえば、ダイニングやリビングですね。

多すぎる家具等を思い切って処分し、子供コーナーや家族共通の本棚&読書コーナーや、

パソコンコーナーなどを設けてみてはいかがでしょう?


そうすれば、親は目が行き届くことで安心できます。

読書コーナーがあれば、互いの絵本や本を見たり読んだりすることで会話も弾むでしょう。

子供は絵本、父親はパソコンと違った事をしていても、同じ空間にいることができます。

それだけで、子供は安心感を持ちます。


そして、そんな光景を見渡すことのできるキッチンにも目を向けてみてください。

ところで、最近「食育」が注目されています。

安心して子供にお手伝いさせることのできるキッチンを作ると良いでしょう。

そうすれば、自然と親子のコミュニケーションを図ることができますね。


小学校高学年以上

成長とともに子供の持ち物はどんどん増えていきます。

またのその内容も大きく変化します。

子供自身も”自分のテリトリー”を欲しがる時期かもしれません。

確かに自分の洋服や本などの持ち物を自分で管理することで、独立心が育つという利点も

あるかもしれません。


ですが、自分専用のテレビやパソコン、電話やゲームなどがある快適な子供部屋は考えものです。

また、鍵のかかる部屋にするのも問題です。

快適であればある程、部屋に閉じこもり、家族と顔を合わせる時間は確実に減っていきます。

家族とコミュニケーションを避けるような子供は、自立した人間とは言えないですよね?


確かに子どもといえども人には見られたくないもの、知られたくないことはあるでしょう。

ですから、どこか引き出しなど1つの場所にカギをつけ、そこに入れるようにするというのは

どうでしょうか?

また「受験を控えているから、しっかり勉強を」というのであれば、

どこが一番落ち着いて勉強できるか?

あなたも子供と話合ってみてください。

機能を優先した快適な勉強部屋ではなく、実はリビングの隅だった・

また、ダイニングテーブル。

なんて言うことは意外と多いようです。


子供部屋の窓際に置かれてることの多い勉強机ですが、太陽の直射日光は目に悪い影響を

与えます。

また、窓の外の様子に木が散って集中力が低下します。

安易に”一般的な子供部屋”をイメージせず、子供自身がやりやすいと思える場所を選択して

ください。

勉強に集中できる環境を考える方が、学習効率は高いでしょう。


プライバシーばかり重視しすぎない。

住まいの便利性・快適性とプライバシーは難しい問題です。


こんなアンケート結果があります。

個室、つまり子供部屋を保有している比率は、中学生で7割弱、高校生で8割強を占めているとか。

ところが早い時期かr亜子供部屋を与えられ人ほど、

「自分の好みが反映されていない」「物が多い」など満足度は低いそうです。


そして、

「プライバシーが守られている」と感じるのは、

「家の中で家族の気配が感じられるかどうか」

あるいは、

「家族の持ち物が自分の部屋に置かれているかどうか」

そういった状況にはあまり関係ありません。

そうではなく、落ち着いた時間を過ごせる部屋があることです。

家族とのコミュニケーションが十分とられていれば、家庭におけるプライバシーの評価は高くなる

傾向があります。


大切なことは、子供だから子供部屋をという発想ではありません。

家族がどう暮らしたいのか、どうつながっていくかが重要です。

あなたも家全体、家族全員でじっくり考えてください。


では、子育てと家族団らんに関して住まいへの不満をチェックしてください。


【こんな困ったことはありませんか?】

□ 収納が少ないのでおもちゃなどが片付ず、来客時恥ずかしい

□ 電気コードやコンセント口にいたずらをするので困る

□ リビング・ダイニング・キッチンがそれぞれ壁で仕切られていて閉鎖感がある

□ リビングの日当たりが悪く、暗くて寒い

□ キッチンで作業中、子供の様子が見られないので心配だ

□ 段差が多くて危ない

□ 階段が暗くて危ない

□ 階段が滑りやすくて危ない

□ 家族と過ごす時間を大事にしたいが、それぞれが部屋にこもりがち

□ 子供が部屋を欲しがっているが、部屋数が足りない

□ 子供の遊び場として庭を造ったが、手入れができず荒れている

     ・
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     ・
今日は子育てと家族団らんについての話でした。

あなたの参考になれば幸いです。

次回は、セカンドライフに向けてと題してでお送りします。

では、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

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2016年1月19日火曜日

健康住宅などという言葉がよく聞かれますが、家づくりやリフォームでの条件とは?

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

「健康」へのこだわりをあげられることが多くなりました。

”シックハウス症候群”が問題になり自然素材が注目されていますね。

健康に生活したいと思うのは、当たり前のことです。


・家に居ると変に頭が痛い

・肩がこる

・体がだるい

・眠れない

・イライラして落ち着かない

・気分が暗く、憂鬱

・鼻がぐずぐず、目はしょぼしょぼする

・耳鳴りがする

こんな悩みはありませんか?

あなたのその症状、家が原因かもしれません。


最初は、

「ちょっと最近調子が悪いなあ」

「アレルギー体質なのかしら?」

という程度だったとしても、シックハウス症候群の症状が進むと、

深刻な問題、頭痛やめまい・意識低下等の中枢神経障害を起こします。


せっかくマイホームを手に入れたのに、せっかくリフォームしたのに、

寒い日も暑い日も毎日窓を開け放したり、

日中はなるべく外出しなければいけなくなったり、

最悪の場合、引越ししなければならなくなったり、

これでは何のために住まいづくりやリフォームをしたのかわかりませんよね。


ところで、シックハウスとなる原因ですが、

床材のフローリングや合板下地材、

断熱材やビニル壁紙なでです。

また、忘れてはいけないのが「家具」や「家庭用品」です。

これからも様々な化学物質が出ている場合があります。


あなたがもし今シックハウス症候群と思われるような症状を感じているなら、

シックハウス対策リフォームを行いましょう。

シックハウスなんて他人事。

と思っている人もたくさんいますが、いつなるかは誰にもわかりません。

他の理由でリフォームする場合でも、シックハウス対策について経験豊富な業者に相談し

リフォームを行った方が安心ですよ。


では、具体的にどのようなリフォームが行われるのでしょうか?

まず、きちんとした有害化学物質の数値を測定した後でリフォーム計画を立てましょう。


換気計画を見直すこと。

科学物質を使わず、無垢材や天然素材を使用すること。

吸湿性にすぐれ、空気を清浄化する効果を持つ木炭や白竹炭などの調湿材や塗料を使用すること。

調湿・ホルムアルデヒド吸着効果のある内装材を使うこと。

複層ガラス・樹脂サッシやインナーサッシを取り付けることで、カビやダニの発生原因となる結露の

発生を防ぐこと。

以上のようなリフォームになります。


さて、電磁波についてどんなことを知っていますか?

目には見えないけれど、電磁波は生活の中で身近に存在しています。

電磁波とは、電界と磁界の波です。

電気が流れる時に必ず発生し、電場と磁場が絡み合いながら波を描いて進む電気の流れのこと。

赤外線や紫外線、可視光線というのは自然界にあるもっとも身近な電磁波ですね。

ですから電磁波が危険というわけではありません。

自然界にある微妙なバランスを保っている電磁波に、私たち・動植物は育まれてきました。

今問題になっているのは、人工的な方法で、不自然な方法で私たちが浴び続けている電磁波の

ことです。


生活を便利に、楽しく変えてくれる家電が、実はあなたの健康をむしばんでいるとしたら?

そしてシックハウス症候群にかかる人の中でも、重度の科学物質過敏症の方ほとんどが、


電磁波過敏症も併発するというんです。


世界保健機関(WHO)が「電磁波地策の法準備を」という勧告を出しました。

これは電磁波と健康被害の直接の因果関係は認められないものの、

関連は否定できないとして、予防的な対策が必要だというレベルです。

電磁波が人体に及ぼす影響に対する懸念が高まっているのは事実です。


実際のところ、電磁波は人体にどのような影響を及ぼすのでしょうか?

電磁波による障害は様々なので、具体的に例を挙げるのは困難です。

分かりやすく言うと、電磁波は遺伝子細胞に深刻なダメージを与えることにより、

精神的に大きく影響する事も考えられます。


こんな悩みはありませんか?

・テレビを新しく買ってから目の痛みと頭痛が治まらない

・キッチンに立っているとクラクラして、具合が悪くなる

・居心地が悪い部屋があり、長時間その部屋になぜか居られない

・居間に居てブーンという音が頭の中で鳴っていて、居間を離れると治まる

・窓に近づくと具合が悪くなる

もしかすると、これは電磁波によるものなのかもしれません。


日本ではまだまだ充分に認知されていませんが、スウェーデン、デンマークなどでは広く社会問題

として扱われ、公的保険の対象としています。

またイギリスでは16歳以下の携帯電話の使用を禁止しています。

ロシアでは電磁波の影響を考えて電子レンジの使用を禁止されているところもあるんですよ。


あるお医者さんの話です。

赤ちゃんの夜泣きがひどくてどうしたら良いのかわからず困っている。

と相談にやってきたそうです。

先生が赤ちゃんを診察しても何が原因かわからない。

そこで住まいに原因があるのではないか、と考え

「どんな場所で寝かせていますか?」

と質問してみると、壁ひとつ隔てたところに大型の冷蔵庫が置いてあることがわかったとか。

そこで、赤ちゃんを寝かせる場所を変えるように指導したところ、夜泣きがなくなったそうです。


電磁波を軽減する工夫をしてください。

あなたの周りを見てください。

住まいの中には電磁波を発生するものが多数ありますね。

電子レンジ・蛍光灯照明・冷蔵庫・電気毛布・ホットカーペット・コタツ

電気カミソリ・ドライヤー・TV・ゲーム機・ビデオ・オーディオ類

パソコン・掃除機・エアコン・IHクッキングヒーター

それから、壁の中の電気配線、配電盤・


電気製品などは、きちんとアースを取ること。

使用時間をできるだけ少なくすること。

使用中その電気製品との距離をできるだけ取ること。

使わないときはコンセントを抜くことなどが対処法。


これらをまったく使わないということは不可能ですから、電磁波の影響を軽減できる工夫をしたいも

のです。


でも、壁の中の電気配線はどうしようもありませんね。

この電気配線は壁の中かを縦横無尽に張り巡らされていて距離を保つことは不可能のようです。


具体的にどのようなリフォームが行われるのでしょうか?

シックハウス対策リフォームと同様、まずきちんとした電磁波の量を測定機器で図ることです。

電磁波は目に見えず、無味無臭です。

また壁の中の電気配線も見ることができません・

そして電磁波対策を行っているリフォーム業者に相談しましょう。

実測に測定器で計測してみないと、その影響は確かめられませんね・


電磁波の遮へいの効果のある塗料や壁や床に塗布したり、屋内敗戦からの電磁波をアースする

ことで、過剰な影響を受けないようにすることも出来ます。


危険度は未知数?

シックハウス問題は、住まいと病気の因果関係がはっきりせず対策が遅れたのではないでしょう

か?

アスベストやダイオキシンなどの公害問題もそうですよね。


この電磁波の問題も同じかもしれません。

現時点では、電磁波の影響について詳しくは解明されていません。

危険度が未知数であるだけに、関心は高く持ち、今できる対策をしておきたいですね。


でも、怖がってばかりではいけません。

今回はかなり難しいお話になってしまいました。

恐怖心をあおるつもりはありませんが、利便性が向上した代わりに、健康を害するものは悲しい

ですよね。


どちらも目で見ることができませんし、健康被害も誰もが必ず受けるというものでもありません。

これが問題を複雑化しているとも言えます。


どこまで信じ、どこまで対策を行うかは個人の判断ですから、ゆっくりと時間をかけて

まずこれらについて勉強することが大切なのかもしれませんね。


今日は難しい話になってしまいましたね。

次回は、子育てと家族団らんについてお送りします。

では、また明日。

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2016年1月18日月曜日

自分を知っておく。

こんにちは、

林 秀和です。

今日は、自分を知っておく。というテーマでお送りします。


その前に、住まいづくりの正しい手順をここで、おさらいしたいと思います。

1、安全な予算を組む。

2、自分自身を知る。

3、叶えたい要望に順番をつける。

4、正しい選択基準と判断基準を身に付ける。

この、4つを考えましたね。


自分自身を知っておく。について改めて考えてみます。

家を建てるにあたって、

まず、先立つものは、お金でした。

資金計画は、されましたか・・・?

自分が、今、なんぼ資金を用意でき、いくらなら安全に返済できるか?

銀行にお金を借りるため、与信はされましたか?

なかなかこのような質問は、出来ないものです。

しかし、安全な予算を立てて頂くためには、必要になります。

信頼のおける業者さんに相談してくださいね。


さて、自分自身を知っておく。

本当に自分が欲しいものは何か?

それを知ることです。

情報過多の時代です。

「なんか感じがいいな」

「自分にっとて良さそう」

そんな感情に惑わされます。

ですから、本当に必要なもの、どうしても欲しいもの、それを自分で知ると言うことです。


・その住まいを手に入れた後どのように暮らしたいか・・・(例、奥様の趣味が生かせる家)

・その住まいは、健康で明るい家族の幸せを実現できるか・・・(例、自然素材で健康を考えた家)

・子供の育て方を考えた住まいづくりか・・・(例、本当に子供部屋が必要か)

・沢山ある叶えたい夢に順番を付けているか・・・(例、ご主人のための書斎は、必ず作る)

・エコを意識しての住まいづくりか・・・(例、太陽光発電、断熱性能、LEDなど)


例えば、このように自分に問いかけることをしてみて下さい。

家づくりを進めるうえで、自分を知っておくことは重要です。

なでって?

自分の欲しいものが分からず、買い物をするようなもだからです。

目に入るもの、何でも欲しくなりませんか。

また、上手に進められると買いたくなるでしょう。

だから、常に自分に問いかけてください。

「なぜ」って。


そして、

自分の欲しいものを知って、

それが得意な業者さんを探さなくてはいけません。

そして、その中から1社に絞るのが正しい方法です。

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ライフサイクルとは?

こんにちは。

タイヨーエコハウスの林秀和です。

時の流れと共に、家族のライフスタイルは変化していきます。

独身時代は、親と同居、もしくはアパートで1人暮らし。

結婚すれば夫婦2人の生活がはじまります。

子供ができれば、家族は3人・4人と増えていきます。

子供達が独立し結婚すれば、また夫婦2人の生活にもどります。

また、子供夫婦と同居することになるかもしれませんね。

このようにライフスタイルが変化していくことをライフサイクルと言います。


そして、家族のライフサイクルに合わせて、住まい方も変わっていきます。

ですから、リフォームによって家(部屋数や必要な設備機器など)も変化させていくんです。


ただ、ライフスタイルの変化はいつも予定通りというわけにはいきません。

ライフスタイルの変化以外にリフォームが必要になる場合もあります。


例えば、リフォームした後で、

子供夫婦と同居することになった。

子供夫婦と別居することになった。

年老いた親の面倒をみることになった。


こんな場合、タイミングを間違えると、快適に住むことができなかったり、

せっかくのリフォームがムダになってしまいます。


では、あなたがそうならないためにはどうすればいいでしょう?

1つは、メンテナンスと併せて行うことです。


まず、メンテナンスのリフォームとライフスタイルの変化によるリフォームかを理解することです。

ライフスタイルの変化は、流動的な部分が多く、はっきり決まっていないことが多いですね。

計画がはっきりと立てられないのに、大がかりリフォームを予定するのは危険です。

はじめに住まいのメンテナンス・修繕の計画を表にしてみましょう。

これに合わせてライフスタイルの変化のためのリフォームを考えてください。

これは、将来の変化に対応できる”柔軟性のあるプラン”にしておくことです。


また。業者に頼まなくても家族だけでもできるリフォームもあります。

そういうDIY感覚のリフォーム計画に盛り込むことができます。

あなたは、リフォームは予算の大小で成功・失敗が決まるわけではありません。

住まいに合わせた暮らしから、あなたの暮らし方・生き方に住まいを合わせていく。

それが正しいリフォームです。


次回は、健康と安全対策についてお送りします。

では、また明日。

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2016年1月17日日曜日

老巧化が危険なのではありません。


こんにちは。

林 秀和です。

今日のテーマは、老巧化が危険ではありません。


”人が住んでいる家より、誰も住んでいない家の方が傷む”

って聞いたことがありませんか?

住んでいる人が、大切にお手入れをしてこそ家は長持ちするのです。

ところが、日本人は住まいに対する意識と知識が低いようです。

「まだまだ住めるから問題ない」

そう思い、メンテナンスを怠る人が多いのが現状です。

10年、20年、長いようでも、あっという間に過ぎてしまいます。


”木造の民家が老巧化で自然倒壊した”

などということがありますよね。

「老巧化=危険」というイメージを持つ人も多いかもしれません。

ですが、ちょっと考えてください。

時代の経過とともに建物は当然老巧化します。

構造自体も、配管などの設備面も老巧化します。


老巧化すれば何でも危険でしょうか?

古い建物の素敵な町並みが残っていたり、築100年の民家がまだまだ現役だったりしますね。

つまり老巧化が危険なのではなく、メンテナンスを怠ることで進む老巧化が危険なのです。


では、メンテナンスを怠るとどうなるのか?

例えば、築20年の在来工法の浴室。

冬は寒く、タイルのひび割れが目立つのでリフォームすることしたとします。

浴室を解体し、ユニットバスに交換し終了の予定が・・・

内側の木部は、指で触れるだけで簡単に崩れ落ちる程腐食し、シロアリの巣に。

その上、タイルの割れ目から水が入り込み、土台や窓を支える台、隣の部屋の床下まで

腐っていた。

結局、大がかりなリフォームとなり、工事費用は増大してしまった。

そんな話をよく聞きます。


定期的に継ぎ目のコーキングを打ち直したり、目地の詰め直しやタイルの交換を行う。

そうしたメンテナンスを行っていれば、被害は大きくならなかったはずです。


それから足場を組んだり、大がかりになってしまう外壁塗装。

費用もかかるし面倒だからと、細かいひび割れや塗装の剥げを放置してしまうと・・・。

ひび割れから水が入り下地の腐食が進んでしまいます。

結局、塗装だけでは終わらず、大工工事や左官工事も必要になります。

そして、工事費用は増大してしまうんです。

家を守る大事な屋根は要注意です。

「まだまだきれいだし、雨漏りもないから」

と安心していてはいけません。

実は室内に流れ込んできていないだけで、下地に水がしみていたりします。

また、軒先に流れていて雨漏りに気づいていないだけというケースもあります。

これでは、下地は腐食し、リフォームするには大きな費用がかかります。

また、防水工事も防水機能が切れてからのやり直しでは遅いんです。


『家』は、必ずメンテナンスが必要なもの。

外壁・屋根塗装、暖房・給湯設備の寿命や耐久年数は様々です。

それを怠ると後々、他の部分に無理がかかってしまい、取り返しがつかないことになります。

そして、さらに余計な費用がかかる事となるので注意してくださいね。


以前、日本の家の住宅が約26年と短命だとお話しました。

それは、なぜなのでしょうか?

今までの住宅の質が低いこと、これがまず第一の理由です。

戦後、住宅そのものが足りなくて、質よりも量を確保する時期がありました。

しかしその後、建築基準法や品確法など整備され、徐々に住宅の品質が上がってきました。


また、住宅性能表示制度など客観的な評価がわかることで、中古住宅の流通が少しずつ増えました。

ライフスタイルに合わせて住み替えることや、ライフスタイルにあわせリフォームすることが

私たちの生活に定着することで、日本の家も長生きになることでしょう。


住宅の使い捨ての時代は終わりました。

個人の経済的な事だけでなく、住宅廃棄物の問題や資源の問題も含めた環境保全の面からも、

スクラップ&ビルド(壊して建てる)は極力減らすべきではないでしょうか?


次回はライフステージの変化についてお送りします。

では、また明日。

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2016年1月16日土曜日

家は何年持てばいいですか?

こんにちは。

林 秀和です。

今日のテーマは、家は何年持てばいいか?

です。


例えば、30歳で家を建て、90歳まで生きたとして、60年です。

では、あなたの家は60年持つと思いますか?


昔の日本家屋は、100年持ってました。

また、神社やお寺は200年以上が当たり前。

ですから、家を建てて、あなたが死ぬまで住み続けることは可能なはずです。


ただし、そのためには、メンテナンスをし修繕していくことです。

100年住める家は、勿論骨組みなどがしっかりした造りです。

そして、メンテナンス、修繕をきっちりと行ってきたからこそ残っているのです。


家は、完成した時から劣化が始まります。

でも、自分の家を何時までも美しく、そして住まいの基本性能を維持し、快適に暮らしたい

はずです。

では、その為にどんなことが重要なのでしょう?

それをこれからお話しますね。


メンテナンスプログラム

住宅会社が組んでいるメンテナンスプログラムはそれぞれ違います。

ある会社では、3ヶ月、1年、2年、5年、10年、15年、20年目の合計7回無料点検。

その後30年、40年、50年、60年に有料点検を行います。

時期も有料か無料かも各社各様。

また、耐久性も違うので、住宅会社によってメンテナンスの考え方もさまざまです。

ですから、想定している補修や交換の内容もいろいろです。


住宅品質確保促進法(品確法)は、住宅の基礎などの構造と、雨漏りなどについては、

10年の瑕疵保証がついています。

しかし、定期点検などのアフターメンテナンスについての細かい規定はありません。


メンテナンスは、必要経費と考えてください。

現在の家は昔に比べると、基礎や床下の防湿工事がしっかりしているので、

柱や梁の太さが、昔と比べてやや細くても十分長持ちします。

給排水や給湯などの配管も昔と比べると長寿命のもが使われています。

適切なメンテナンス・修繕を行えば長寿命の家になるはずです。


結露や白蟻の被害がなければ、家は外部の仕上から傷みます。

その後に内部の構造部分が傷みます。

仕上部分が傷んだ時点でメンテナンスを行えば、内部の構造部分までは、傷みが進みません。

構造部分がしっかりしていれば、建替えることなく住み続けることができるのです。

屋根・壁などの外装材は、毎日風雨にさらされ、太陽に照りつけられ、私たちを守ってくれていま

す。

ですから、必要経費と思いメンテナンスはしっかりするようにしてくださいね。


ただ最近は設備部分のトラブルが原因で住宅の傷みが進行してしまうケースも少なくありません。

水漏れや結露があるとすぐ腐ってしまいます。

設備機器の寿命は10年から20年と言われています。

しかし、快適性を少しでも長く保つためには、設備機器も定期的なメンテナンスが必要です。


住宅メンテナンスは、人間でいえば健康診断。

業者任せにせず、自己管理を怠らないことです。

目に見える箇所は勿論のこと、見えない箇所も早めにチェック、そして修繕を行ってください。

そうすれば大事に至らず、結果としてローコストの修繕費につながることを忘れてはいけません。


住宅の傷みを確認しましょう(外装材編)

長く住んでいるといろいろな場所に不都合が出てくるものです。

リフォームの計画を立てるには、まず傷んでいる部分を把握しなくてはいけませんね。

傷み具合で、住宅会社が決めたメンテナンスプログラムを待つか、

今すぐ自分で修繕したほうが良いかも判断しましょう。

・屋根

屋根に上がるのはとても危険です。

下屋など、バルコニーや窓から眺められる範囲で判断しましょう。

屋根の防水性能の目安は約30年と言われていますが、屋根材はどうでしょうか?


●粘土系(瓦)

様々な色、形(和瓦から洋風瓦など)があります。

色合いの変化は生じても劣化を示すものではありません。

割れやヒビ、欠損があった場合は早急に修理する必要があります。

隙間から雨水が侵入し、下地が急速に劣化する恐れがあるからです。


●セメント系

上部の塗装が劣化しやすいので注意が必要です。

劣化すると白っぽ脱色してくるのでチェックしてください。

塗装が劣化するとセメント部分までもろくなるので、定期的に再塗装が必要です。

瓦より薄く、勾配が小さい場合も多いので、劣化が早くなるケースもあります。


●金属系

軽量で、地震に強く、水分を吸収しません。

機能とデザイン共に優れているものが多いです。

金属で代表的な「トタン(亜鉛メッキ鋼板)」は、基材・塗装面共同じ耐久性を持っています。

塗装が剥げた場合は再塗装をすることが必要です。

ほっておくと葺き替えになり費用がかかります。


「カラー鉄板」は耐久性が全てです。

塗装が剥げると急速に錆が進みますから、頻繁にチェックしてください。

塗装が傷んだら急速な再塗装のリフォームが必要です。



最近では、よく使われているのが「鋼板」は、亜鉛メッキ鋼板やカラー鉄板に比べ耐

久性は、比較的に長持ちします。

塗装が剥げた場合再塗装が必要です。


神社などに使われている「銅版」は、見た目は美しく豪華に見えますが

最近の酸性雨よる被害で評価が落ちてきました。

一般家庭では、ほとんど見なくなりました。


●外壁

外壁のチェックは、1階など安全な手の届く場所で確認しましょう。


「サイディング」

まず「窯業系サイディング」は、塗装部分の劣化でサイディングの寿命まで決まってしまいます。

塗装部分の耐久性は、早いもので10年から長くて20年程度。

劣化してくると表面に細かいヒビが入り水に弱い基材部分に雨水が侵入してしまいます。

ヒビを発見したら、早めに再塗装しましょう。


また、サイディングは、部材と部材をコーキングで処理しています。

このコーキング材も10年前後で痩せてくるのでチェックが必要です。

もし、痩せた場合コーキングの打ち直しが必要です。


「金属系サイディング」は、

基材は、ガルバリウム鋼板とアルミの合金がほとんどです。

屋根と同様、基材は錆びにくいので塗装が劣化した場合は、住まい手判断で、

リフォーム時期を判断下さい。

少し窯業系サイディングに比べて価格は、高いですが、

軽量で工事の点で施工は楽に行うことができます。

裏に断熱材を貼ってある場合、断熱材の劣化も問題になります。

断熱材は条件によって、劣化のスピードが違います。

断熱性能を考えるなら、張り替える必要があります。


「木質系サイディング」は、天然木に塗装したものです。

断熱性能に優れた機能を持っています。

きれいな木の色を保ちたい場合は、木材保護材を数年ごとに塗り直す必要があります。

破損や穴、腐食が見られた場合は、埋め木をしたり板の取替えなどの修繕が必要です。


●塗り壁・モルタル

ヒビを発見したら防水処理をしたり、再塗装を行う必要があります。

塗装面の劣化は、大抵の場合色あせの現象で、手で表面をなでると白い粉が手につきます。

簡単に判断できます。再塗装のリフォーム必要です。


●タイル張り

タイル自体の耐久性はかなり高いです。

しかし、下地の変形、下地の付着力が弱くなった場合に起こるタイルの割れがあります。

下地の変形の原因を修理せず張り替えるとまた割れが生じる可能性があります。

原因を良く調べ、対策した上で張り替えましょう。

タイルの下地の付着力は、タイルの表面を軽く叩いてみると、浮いている感じが分かります。

時々確認下さい。

タイルが脱落すると危険です。


屋根や外壁の点検ですが

雪の解ける頃、入梅の前、台風に備える夏と、毎年3回程度行いましょう。


さて、

”性能表示制度”という制度をご存知ですか?

住まいの劣化や不具合など、現況と性能を評価するものです。

国土交通大臣に登録を行った「登録住宅評価機関」評価により、価格設定することも可能です。


この性能評価制度は、義務ではなく任意の制度で有料ですが、新築住宅でも、

中古住宅でも利用できます。

適切な維持管理、修繕・リフォームにも役立つので、是非覚えておいてくださいね。


最後に、日頃の簡単に出来る住まいの手入れについてお話します。

ちょとしたことですが、お手入れもメンテナンス同様、するかしないかで、

住宅の寿命は、違ってきます。


・1~3ケ月

フローリングのワックス掛け

洗浄剤で排水口の掃除

ドアの蝶番への注油やネジのチェック

タイルの目地などの漂白剤清掃

良く触れる部分のビニルクロスの水拭き


・~半年

雨樋のチェック(破損やゆがみがないか)と掃除

エアコンフィルターの掃除

・~1年

排水枡の点検と掃除

網戸の洗浄



考えられるメリット

・住まいを美しく保つことができる

・耐久性を維持することができる

・早めに発見できることで、小さな範囲での修繕となり費用が抑えられる

・住まいの現状を正確に把握することで、修繕を計画的におこなえる

・・住まいを大切にする気持ちから愛着が深まる


あなたにとって住宅とは、大切な家族とともに生活をしていくための基盤となる場所。

沢山の思い出が生まれる大切な場所です。

いつまでも愛着ある住まいで、暮らしたいものです。

今日はここまで

次回は、老巧化が危険なのではありません。というテーマでお送りします。


では、また明日。


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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

大阪府四條畷市雁屋西町6-1
TEL 072-863-0012 FAX 072-863-1256
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2016年1月15日金曜日

住まいづくりの正しい手順(リフォーム版)

こんにちは。

林 秀和です。

今日のテーマは、住まいづくりの正しい手順のお話をします。


このお話は、新築の住まいを考える時の手順ですが、

リフォームを考える時にも参考になると思いますので、

リフォームに置き換えて考えてくださいね。

では、


まず、最初にすべきことは、それは先立つもの。

お金をいくら用意できるかを計算することです。


ところで、家を建てる目的ですが、

家を建てることを目的にすると失敗します。

なでなら、新居で、自分の家族が将来に渡って健康で楽しい生活を送ることが願いのはずです。

なのに、立派できれいな家が建ったが、切り詰めた生活をしなければいけない。

これでは、家を建てた意味がありませんよね。

建てた甲斐が無いといいますか。


だから一番目は、安全な予算を組むことです。

建てる前より生活水準が上がることが理想ですね。

もし、ゆとりある予算を組むことができれば楽しい生活が送れますよね。

しかし、多くの人は、限界の予算を組んでいます。

めいっぱい、借りられるだけ借りて家を建てています。

だから、一つ歯車が狂うと返済が滞ってくるわけですね。

そうならないために、安全な予算を立てて下さい。


二番目は、自分自身を知ることです。

自分が欲しいものは何か?

それを知ることです。

情報過多の時代です。

「なんか感じがいいな」

「自分にとって良さそう」

そんな感情に惑わされます。

ですから、本当に必要なもの、どうしても欲ししもの、それを自分で知るということですね。


例えば、車。

車の場合、乗用車、ワンボックスカー、スポーツカーなど

いろんなタイプがあります。

スポーツカーが欲しい場合、スポーツカー専門の所へ行きますよね。

間違っても、乗用車やワンボクスカーのところには行きません。


でも、家の場合は、違うんです。

ただ家を建てたいと言うことで、特徴の違うところに行くんです。

車でいうとスポーツカー、乗用車、ワンボックスカーなど、

タイプに関係なく無差別に行っているんです。

そして、それを同じ土俵でどれが良いかを比較するわけです。

用途違うので、本来比べられないものですよね。

このように、自分が欲しいものが分からずに行動すると、

正しい判断ができなくなるんです。

業者さんも、お客さんが来たら当然自分の商品を勧めます。

「あなたには、うちじゃなくAホームのほうが良いですよ」

なんて、言ってくれません。

そうではなくて、

「うちに任せてくれれば、あなたの望む家を建てて差し上げます」

と必ずいいます。


だから自分の欲しいものを知って、それが得意の業者さんを探さなければいけません。

そして、その中から1社に絞るのが正しい方法です。

だから、二番目は、自分の欲しいものを知る、ということですね。


次に、三番目。

叶えたい要望に順番をつけることです。

優先順位ですね。

すべてかなえようとすると当然予算オーバーします。

そうならないために、本当に自分に必要なもの、どうしても欲しいもの、

その予算配分も、自分で決めないといけないわけです。

それには、自分の価値観や価値基準を自分で理解していないと決められません。


後ほど詳しく話しますが、予算に影響する重要な要素は4つほどあります。

まず、一つ目、それは広さです。

広くなればなるほど、当然、家の値段は高くなります。

二つ目は、家に使う建築材料。

材料の質、グレードですね。

良いものや高いものを使えば当然高くなります。

三つ目はデザイン性。

かっこよさですね。

かっこいい家にしようと思えば思うほど、予算が増えてきます。

最後の四つ目は、部屋数ですね。

同じ広さでも、部屋数が多いほど、高くつきます。

なぜなら、壁の量は多くなるし、窓やドア、収納なども増えるので高くなります。

予算に影響するのは、広さトグレードとデザイン性と部屋数です。

この四つを全て満たそうとすると当然予算オーバーします。

予算を100とすると、何かを優先すると、他のものは抑えないといけません。

しかし、全部かなえようとするんです。

ですから、100じゃなくて120とか、150とかになってしまうわけです。

例えば、

広さを優先するなら、他の三つの要素は残った予算の中で配分しなければいけないんです。

これが、優先順位を決めるということです。


それから、四番目。

それは、正しい選択基準と判断基準を身につけることです。

例えば土地を選ぶ場合。

確かな判断基準と、選択基準がないと、正しい判断ができません。

また、業者を選ぶ場合でも同じです。

この業者選びは、最も難しいです。

ですから、業者選びの正しい判断基準を持たなければいけません。

以上が正しい住まいづくりの手順です。


それでは、正しい手順をまとめておきますね。

まず1番目は、自分の安全な予算を把握することです。

そして2番目は、自分を知ること。

続いて3番目は、優先順位をつけること。

そして最後は、正しい判断基準と選択基準を持つことです。


新築の住まいづくりのお話でしたが、リフォームを考える時も、

あてはめて正しい手順で失敗しない住まいづくりをして下さいね。


今日はここまで、次回は、家は何年もてばいいですか?

というテーマでお送りします。

では、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

あなたの幸せ家づくりをお手伝いします!

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2016年1月14日木曜日

より快適な生活を求めて

こんにちは。

林 秀和です。

今日は、より快適な生活を求めて、

というテーマでお届けします。


私達は、時間と共に歳をとり、生活スタイルも変化していきます。

人間だけでなく、家も時間と共に歳をとり、変化しているんです。

ですから、生活スタイルの変化と、家の変化が合わなくなることもあるはずです。

長く快適に暮らすためには、適切な時期に適切な方法でメンテナンスする必要があります。

家を生活スタイルにあわせてて育てていかなくてはいけません。

これがリフォームです。


多くの人がリフォームというと、

・設備が古くなったから取り替える。

・雨漏りがするから修繕する。

・和室が必要なくなったからフローリングにする。

・子供が結婚して二世帯住宅にするから増築する。

・今の家が古く不満なので建替えたいが、お金がかかるから改築しよう。

・介護が必要になったからバリアフリーにする。

こんなイメージだと思います。

あなたは、いかがですか?

もちろんこれもリフォームです。


でもこれだけじゃないんです。

”家を生活スタイルに合わせて育てていく”

これがリフォームでしたよね。


あなたのちょとしたストレスや不満を解消し、生活の変化に住まいを合わせることで、

より快適な生活が長く続きます。


では、ストレスや不満、生活の変化を簡単に話しますね。


【メンテナンス】

住まいにとってのメンテナンスは、私達人間の健康診断のようなものです。

適切な時期に適切な修繕を行うことが大切。

住まいの経年変化を受け入れ、すぐに新しいものに取り換えるだけではなく、

手入れをし修繕を行うことで、愛着ある住まいを育てていくことができます。

それは、病気と同様、早めに対処する、もしくは予防することです。


【ライフステージの変化】

ライフステージの変化とともに、何を最優先するかも変わってきます。

たとえば、

(子育て中心→子どもが独立し夫婦二人の時間の充実→定年後のセカンドライフ)

こんな風に変化するとします。


子育て中心の時期には、何より家族団らんの時間が大切です。

子供部屋が必要になり、子供の成長によって子供部屋の機能も変化します。


子供が成長し独立すると、夫婦二人の時間や夫婦各々の時間が充実してきます。

子供部屋が空き部屋になり、納戸や夫婦の趣味の部屋やゲストルームに変わります。


定年後は、さらに夫婦二人の時間、夫婦各々時間がより充実します。

少しずつ肉体的な衰えと共に生活も大きく変わるでしょう。

孫と過ごす時間も加わるかもしれませんね。


【より快適を求めて】

住んでみると使いづらかったり、日常生活を送る上でストレスを感じることがあります。

そんなストレスをなくすことで、あなたの生活は確実に快適になります。

こだわりや趣味を追及する。

家族の一員であるペットとの生活を、リフォームによってより快適にする。


また、住まいの性能自体を向上させることで、より快適に住まうことができます。

たとえば、

安全や安心の為にできること。

健康な毎日のためできること。

省エネルギーのためにできること。

いろいろ考えられますね。



【リフォーム業者】

最後に、そうしたリフォームを一体誰にお願いすればよいか?

住まいづくりで経験された方がいらしゃるとおもいますが、「業者選び」これが一番難しい。


悪質リフォーム業者は論外ですが、なかには相性の悪いリフォーム業者もいます。

求めているリフォームが得意でないリフォーム業者にお願いすると、良い結果は生まれません。

業者選びについても、じっくり話したいと思っています。


今日の話はいかがでしたか?

リフォームが私たちの生活に欠かせないものだということが、お分かりいただけたと思います。

業者に頼まなければならないような大きなリフォームから、休日に家族で行えるプチリフォーム

まで。

あなたにとって今一番必要で、一番価値のあるリフォームが何なのか?

次回からさらに具体的な話をしていきますね。

あなたがリフォームする時の参考になれば幸いです。

では、また明日。

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株式会社タイヨーエコハウス 取締代表執行役 林 秀和

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